狂食の時代 の商品レビュー
11年前に英国で出版された本。でもそこに書かれている内容は今の日本に当てはまる部分がとても多い。 世界的に人口が増え続け、今のままの食料供給では全世界を養うことはできない。もっと食べものを!と求めるあまり、人は養殖や遺伝子組み換えといった技術に走ってきたがそれが決して人のために...
11年前に英国で出版された本。でもそこに書かれている内容は今の日本に当てはまる部分がとても多い。 世界的に人口が増え続け、今のままの食料供給では全世界を養うことはできない。もっと食べものを!と求めるあまり、人は養殖や遺伝子組み換えといった技術に走ってきたがそれが決して人のためになるものではないという警告本。10年も前の話なのに今なおその方向に走り続ける日本を見ていると背筋が寒くなる。
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BSE、食品添加物、殺虫剤、養殖魚の汚染、遺伝子組換え食品、食中毒・・・現代の食をめぐる不快なキーワードが淡々と続くが、これらは本書の舞台であるイギリスだけでなく、当然日本にも当てはまる。いずれも決めつけではなく予防原則の立場から警鐘を鳴らすという立ち位置にジャーナリストとしての...
BSE、食品添加物、殺虫剤、養殖魚の汚染、遺伝子組換え食品、食中毒・・・現代の食をめぐる不快なキーワードが淡々と続くが、これらは本書の舞台であるイギリスだけでなく、当然日本にも当てはまる。いずれも決めつけではなく予防原則の立場から警鐘を鳴らすという立ち位置にジャーナリストとしての節度を感じる。有機無農薬に帰れば良いと無責任に書いていないところも好感。
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英国の農水産業の崩壊に伴う食品の劣悪化について詳しく著述されてある本。この本では英国の食糧事情について論じられていたが、日本国内でも農水産業に於いて同様の傾向がいえるかもしれない。
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安全でない食べ物がなぜ出回るのか。消費者はマスメディアの情報に踊らされることなく、独自の視点で真実を見てほしい。
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