ビューティフル・マインド の商品レビュー
ナッシュの業績、精神分裂病の症状を知るという意味では面白かった。が、ナッシュ自身は魅力のある人物ということはなく、感動するような物語では全くなかった。
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天才数学者のジョン・ナッシュの伝記。ジョン・フォン・ノイマンとオスカー・モルゲンシュテインが著した本から実際始まったゲーム理論は、協力ゲームでは経済学ではそのままでは有効でないと思われていたが、ナッシュがナッシュ均衡を証明した非協力ゲームが経済学での発展の元となった。ゲーム理論だ...
天才数学者のジョン・ナッシュの伝記。ジョン・フォン・ノイマンとオスカー・モルゲンシュテインが著した本から実際始まったゲーム理論は、協力ゲームでは経済学ではそのままでは有効でないと思われていたが、ナッシュがナッシュ均衡を証明した非協力ゲームが経済学での発展の元となった。ゲーム理論だけでなく純粋数学でもいくつかの優れた業績をあげ、プリンストンの教授の椅子が目の前にあった時に統合失調症をわずらった。そしてノーベル賞を受賞するまでのナッシュの苦悩と家族の献身と苦痛を描いている。映画、ビューティフル・マインドもラッセル・クロウが主演して、よかったな。
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映画化される前に読みました。映画は「ビューティフル・マインド」というタイトルにぴったりの感動的な美談に仕上がっていましたが、その原作であるこの伝記は全く違います。非常に丁寧に取材しているとは思ったものの、最後まで読むのは少々辛いものがありました。ジョン・ナッシュの人間像にどうしても魅力を感じる事が出来なかったからだと思います。統合失調症云々の問題ではありません。残念ながらこの伝記からはナッシュの「ビューティフル」な部分が最後まで見えてきませんでした。
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感想を放置し過ぎて忘れたシリーズ ジョン・ナッシュのお話。 数学者は30になったらもうダメなんだそうだ。ヒエエ。 映画も観てみようかなって思ったけど、ラッセル・クロウがちょっと苦手だ。
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ジョン・フォーブス・ナッシュの伝記。 ゲーム理論の発展まで書かれ、欧米の伝記らしくくどいと感じるほどデティールに凝り、質・量に圧倒される。数学史は別の本に譲りほとんど速読。 統合失調症の寛解そして一線復帰という経験に惹かれ、そこを重点的に読んだ。興味深いところが幾つかあった。 ①...
ジョン・フォーブス・ナッシュの伝記。 ゲーム理論の発展まで書かれ、欧米の伝記らしくくどいと感じるほどデティールに凝り、質・量に圧倒される。数学史は別の本に譲りほとんど速読。 統合失調症の寛解そして一線復帰という経験に惹かれ、そこを重点的に読んだ。興味深いところが幾つかあった。 ①ナッシュが病的妄想を客観視し理性で抑えられるようになったのが寛解のきっかけと語っている(科学的証拠はないが、「病の受容」ではある)。 ②妄想のままに奇行するナッシュをプリンストン大学で誰も止めなかったことが結果的に良かったという見方がある。 ③寛解後に性格の変容があるが、学術的聡明さはある程度保存された。
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まったく内容を知らないまま買って読んでみたが、ナッシュの話だった。 ナッシュ均衡とか聞いたことあったけど、ナッシュって数学者だったのすらこの本を読んで初めて知った。 数学や物理の天才って本当に同じ人間なのかと思ってしまう。 こういう人間は人類に新たな価値観を与えるために神が招いた...
まったく内容を知らないまま買って読んでみたが、ナッシュの話だった。 ナッシュ均衡とか聞いたことあったけど、ナッシュって数学者だったのすらこの本を読んで初めて知った。 数学や物理の天才って本当に同じ人間なのかと思ってしまう。 こういう人間は人類に新たな価値観を与えるために神が招いた使者なんじゃないかと本気で思ってしまう。 読み物としてはそこまで興味を惹かれなかった。 むしろ久しぶりに読み切らないまま400ページで断念した。 実写化されているらしいので、むしろ映画で観るくらいのほうが私にはちょうどよいかもしれない。
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映画は数年前に観たが、そこではナッシュの果たした業績はよく分からなかったが、本書を読むとそれがどのようなものかがよく分かる。
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ジョン・フォーブス・ナッシュ(1928- プリンストン高等研究所、統合失調症。 同時期にアインシュタイン、フォンノイマンが。 1949年に「非協力ゲーム理論」発表したが、ゲーム理論の研究はプリンストンでの博士課程の数年間だけ。 「ナッシュ均衡」 素数に関するリーマン予想にも。 人...
ジョン・フォーブス・ナッシュ(1928- プリンストン高等研究所、統合失調症。 同時期にアインシュタイン、フォンノイマンが。 1949年に「非協力ゲーム理論」発表したが、ゲーム理論の研究はプリンストンでの博士課程の数年間だけ。 「ナッシュ均衡」 素数に関するリーマン予想にも。 人間的には評価は高くない。才能を鼻にかけ凡人を露骨に見下し、交際した女性に子供を産ませても認知せず、アシリアと結婚するが離婚。統合失調症から立ち直り、ノーベル賞授賞式にはアシリアと出席。
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随分前に読んだ本であるが、確か映画化もされた実話をベースにしている。天才なのか精神障害なのか、その境界領域で生きている数学者の物語である。この種の天才により飛躍的な発展をする数学のアルゴリズム。それが暗号に利用されたり、兵器の開発に利用されたり、宇宙工学に利用されたりと人類の格段...
随分前に読んだ本であるが、確か映画化もされた実話をベースにしている。天才なのか精神障害なのか、その境界領域で生きている数学者の物語である。この種の天才により飛躍的な発展をする数学のアルゴリズム。それが暗号に利用されたり、兵器の開発に利用されたり、宇宙工学に利用されたりと人類の格段の進歩を生み出す原動力になる。種としての人類が、生きていくためにあらゆる才能は活用されていくのかな、と思った話であった。
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映画は映画で良かったけれども、こっちは遥かに知的興奮に満ちていて凄く面白い。 朝方まで読み耽ってまだ終わらないボリュームが嬉しい。 訳も素晴らしいと思う。
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