花伽藍 の商品レビュー
中山可穂さん初読 女性同士の話が読みたくて。 短編集でした。 読んでいる最中、号泣するわけでもなく、じんわりと涙がたまっていく、悲しいのか嬉しいのかよくわからない涙。 中山さんは劇団あがりだからか、芝居にしたいかんじがしました。
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二人でいると居心地のよいさびしさの穴に嵌まっていくようで、等分の孤独を分かち合っているようで、自分には不釣合いな幸福感に怯えることもなければ、焼けつくような孤独感におののくこともなかったのである。/「偽アマント」 (P.156)
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