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豚トントンの一生 の商品レビュー

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2015/10/06

中学年から 養豚に半生を捧げた農業技術者だった義父がいるのに、息子は、豚を乗せたトラックを見て、「お肉になりに行く」のではなく、動物園へ行くのだと言い張った。(著者プロローグ・あとがきより) これは、きちんと教えなければと、義父に話を聞き、現状を調べ書き上げたそうです。 でも、で...

中学年から 養豚に半生を捧げた農業技術者だった義父がいるのに、息子は、豚を乗せたトラックを見て、「お肉になりに行く」のではなく、動物園へ行くのだと言い張った。(著者プロローグ・あとがきより) これは、きちんと教えなければと、義父に話を聞き、現状を調べ書き上げたそうです。 でも、でも、死んでいく豚が主人公っていうのには、賛否両論ありそうです。 著者も悩んだ挙句、インパクトのある方を選んだのかな?出版されないと意味がないとも思ったかもしれませんね。 私が子どもで、この本を読んだら、素直に受け入れられただろうか?ものすごく戸惑うと思います。 児童書の役割は、事実をそのまま伝える。だけでしょうか?子どもは大人ではありませんので、私としてはもっと違った手法で伝えてほしいというのが、率直な意見です。 豚は種豚を除いて半年で出荷され肉にしてしまう。 私の飼っている羊も一緒です。 昨今は写真絵本も多く、屠殺からやっているお肉屋さんの絵本も出ました。(うちは精肉店) そちらのほうが高学年向けで、日常に鳥を絞めたりすることを見ることもなくなった昨今の子どもにはよい手法のように感じました。

Posted byブクログ

2011/07/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

普段何気なく食べている豚肉。 どのように私たちの食卓までやってくるのか、全然考えてもいなかったことが、この子ども向けのやさしい物語ではよくわかります。 食べ物に対する感謝の気持ちが大切だということを教えてくれるとても良い図書でした。

Posted byブクログ