現代アート入門の入門 の商品レビュー
現代アートの知識の幅…
現代アートの知識の幅が広がります。小説ほどおもしろくはないのはあたり前ですが美術に興味があるのならスムーズに読める感じです。内容は賛否両論でしたが初心者として非常にためになりました。本文中で金沢21世紀美術館の設計者が妹島和世になっていたのですが、詳しくはSANAAです。
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タイトル通り、入門の…
タイトル通り、入門の入門書。いや、もう一つ追加して、「入門の入門の入門」でも良いくらいだ。中学生が読んで分かりやすい内容だからではなく、それほど入門書からも遠いということである。つまりこの本は本気でアートに入門していこうという人は読む必要はない。
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アートの定義とは。現代アートの入門書として日本と海外の違いを元に批評するスタイルが面白い。しかし実際の作品について言及する部分や主流派の歴史の部分が物足りないのでまた他の本を読みたい。
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アート・プロデューサーとして、現代の日本人の芸術家たちの活動をサポートしている著者が、現代アートの現状や現代アートのたのしみかたについて語っている本です。 日本の現代アートの歴史についての簡単な解説や、著者のおすすめの美術館や現代アーティストの紹介も含まれていますが、それ以上に...
アート・プロデューサーとして、現代の日本人の芸術家たちの活動をサポートしている著者が、現代アートの現状や現代アートのたのしみかたについて語っている本です。 日本の現代アートの歴史についての簡単な解説や、著者のおすすめの美術館や現代アーティストの紹介も含まれていますが、それ以上に現代アートを取り巻く日本の状況について批判的に論じている部分がめだちます。著者の来歴を知らない読者の多くは本書のタイトルを見て、現代アートの見かたなどをわかりやすく説明している本を期待するのではないかと思うのですが、そうした内容ではありません。 現代アートに興味をもつ読者にとっては、日本の現代アートを取り巻く困難な状況について知り、アーティストを支える仕組みをつくることの重要性について知ることができるという点では、有益な内容だと思います。
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入門の入門って書いてあるけど、入門くらいの内容やと思った。 人の価値観に流されるんじゃなくて、自分で好きな物は何かを自問自答して明確にしていくことによって、現代アートを楽しめるようになるんやと思った。 1つ買ってみたいけど、やっぱり高い。 あと、保管方法とか処分方法がわからん…。
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※このレビューにはネタバレを含みます
日本と世界のアートシーン 今みるべき作品 行く価値のある美術館 作品を見るときのちょっとしたポイント おススメの現代アーティスト 現代アートの可能性 新鮮、斬新、感性 精神的な自由
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モダンアートはとっつきにくいむずかしいものではない、ということを伝えてくれた書。 説明書きをすぐ読むのではなく、まず自分で感じてみるということ。 子供の時には難なくできたそのことが、知らず知らずのうちにできなくなってしまっていたのだなあ…と気づく。 日本ではまだまだモダンアート...
モダンアートはとっつきにくいむずかしいものではない、ということを伝えてくれた書。 説明書きをすぐ読むのではなく、まず自分で感じてみるということ。 子供の時には難なくできたそのことが、知らず知らずのうちにできなくなってしまっていたのだなあ…と気づく。 日本ではまだまだモダンアートに対する意識が低く、優秀なアーティストが評価されずにいるという状況を知り、もどかしい気分になった。 モダンアートに限らず、日本人は「世界で(すでに)評価されているか」を重視して、自分で新たな才能を発掘し支えていこうという考え方をしないような気がする。 とてももったいないと思う。
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現代アートの概念や代表作家、作品を なんとなくかじったことがある人向けの本。 とくに入門者向けなわけではない。 どのようなものが現代アートと呼ばれるか興味のある人に向けて、 「もっと日本人に目を向けて!買って!接して!できれば援助して!」 という強い主張をしている。それには同意で...
現代アートの概念や代表作家、作品を なんとなくかじったことがある人向けの本。 とくに入門者向けなわけではない。 どのようなものが現代アートと呼ばれるか興味のある人に向けて、 「もっと日本人に目を向けて!買って!接して!できれば援助して!」 という強い主張をしている。それには同意できる。 後半の美術館・アーティスト紹介が面白かったので、 もっとボリュームがあっても良かったかも知れない。
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現代アートの定義、海外での状況、日本の状況、今後どうしていく(どうあるべき)かについて述べた本。 現代アート入門という題名から、知識がない人がとっつきやすくなるための本なのかなと思って読み始めたけど、 最初から日本の現状批判が強く、予想と違った印象。 具体的にどうあるべきかという...
現代アートの定義、海外での状況、日本の状況、今後どうしていく(どうあるべき)かについて述べた本。 現代アート入門という題名から、知識がない人がとっつきやすくなるための本なのかなと思って読み始めたけど、 最初から日本の現状批判が強く、予想と違った印象。 具体的にどうあるべきかという方針が弱いので、批判にとどまっている感は否めない。 難しいところなんだろうけど。 後半の著者お勧めの美術館紹介は面白かった。
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入門の入門の人に、「ウォ-ホ-ルがわかるのか?」と言う疑問はおいておくとして、ここに書かれているのは山口さんの叫びに近いです。 立ち上がれ日本という政党がありますが、「立ち上がれよ、日本のアート!」みたいな感じの勢いのある叫びです。 へぇ~日本の美術館ってこういう仕組みなの...
入門の入門の人に、「ウォ-ホ-ルがわかるのか?」と言う疑問はおいておくとして、ここに書かれているのは山口さんの叫びに近いです。 立ち上がれ日本という政党がありますが、「立ち上がれよ、日本のアート!」みたいな感じの勢いのある叫びです。 へぇ~日本の美術館ってこういう仕組みなのか、とか。 どうして日本人は印象派が好きなのか、とか。 そもそも作品ってどう見たらいいのか、とか。 ある意味で「入門」。納得できるように書かれてます。
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