常世桜 の商品レビュー
http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2008/06/post_0753.html
Posted by
何の気無しに借りた本だけど、良い本に巡り会えた。 これも偶然じゃないはず……とか思ってしまうのはこの本に影響されすぎな気がする^^ しゃばけとか八卦の空を読む人は好きそう。
Posted by
2003年2月10日読了。以下、過去の日記から抜粋。 加門七海、二冊目。一冊目は『くぐつ小町』を文庫で買った。 琵琶・十六夜を片手に盲僧が、天と大地の間を彷徨うさまざまなものの 手助けをする話とでも言おうか。短篇集である。 テイストとしては、昨今ブームを巻き起こす陰陽師に近い。...
2003年2月10日読了。以下、過去の日記から抜粋。 加門七海、二冊目。一冊目は『くぐつ小町』を文庫で買った。 琵琶・十六夜を片手に盲僧が、天と大地の間を彷徨うさまざまなものの 手助けをする話とでも言おうか。短篇集である。 テイストとしては、昨今ブームを巻き起こす陰陽師に近い。 しかし、地神盲僧と陰陽師はまったく別物。ここが注意点。 文体や装丁(フォントなんかも)からして、非常に古典意識が強い。 だから、読みづらい人には読みづらいのであろう。 個人的意見ならば、私は読みづらいというよりも気恥ずかしい。 どうも演出が行き過ぎると、読んでいて「おいおい」と思うのだ。 でも、この短篇集で面白い点は時代設定。 私はてっきり平安朝あたりが舞台なのだろうと思っていたら、 現代から始まって、時代を徐々に遡り、再度ループする。 それを読み進めていくうちに、地神盲僧がなぜ孤独なのかが 分かってくるという、一冊の進む方向が明確なのがいい。 ナンダカンダ言ったが、続編出ないのかなぁと思う。 きっと続編が出れば、私は図書館に走るだろう。 だって、このテの類が嫌いだったら、古典専攻できないしさ。
Posted by
日本語の美しさに溜息が出ました。 寂しい雰囲気を漂わせますが、それ以上に美しい描写に圧倒されます。 諸行無常・・・
Posted by
初の五つ星。短編集が組み合わさってひとつの終結へと。微妙な違和感さえも伏線。…少年が可愛いです。萌え。
Posted by
十六夜清玄の謡う様は神と通じる。時代を超え、あらゆるものと関わりながら唯一の伴侶とともにその声は朗々と響き渡るだろう。
Posted by
- 1