日本人にも外国人にも心地よい日本語 の商品レビュー
本書は「共生社会」の中で心地よいと感じる日本語のありかたについて問題提起をしている。特に第3章「不快語・差別語」は考えさせられる内容だ。差別語は明らかに意図されたものであるが、不快語は、使っている本人は気づかないものが多いのではないだろうか。過度に意識しすぎたり、神経質になり過ぎ...
本書は「共生社会」の中で心地よいと感じる日本語のありかたについて問題提起をしている。特に第3章「不快語・差別語」は考えさせられる内容だ。差別語は明らかに意図されたものであるが、不快語は、使っている本人は気づかないものが多いのではないだろうか。過度に意識しすぎたり、神経質になり過ぎたりたりするのもどうかとは思うが、不用意な使い方をしていないか自己点検をすること、そして、よりよい表現の可能性を常に模索していく姿勢は必要だと思う。
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