太陽がイッパイいっぱい の商品レビュー
いや~、目一杯、笑わ…
いや~、目一杯、笑わせて頂きました。しかも大声で。もう、面白かった!の一言に尽きます。三羽氏の表現の仕方が、個人的にかなりツボ。この1冊ですっかりファンになっちゃいました。強烈に個性的でアホな登場人物たちに加えて、ちょっぴり(?)お下品な会話と描写。こういう作品、大好きです。でも...
いや~、目一杯、笑わせて頂きました。しかも大声で。もう、面白かった!の一言に尽きます。三羽氏の表現の仕方が、個人的にかなりツボ。この1冊ですっかりファンになっちゃいました。強烈に個性的でアホな登場人物たちに加えて、ちょっぴり(?)お下品な会話と描写。こういう作品、大好きです。でも、その中で主人公・イズミの存在感が薄かったかな、とは思いましたが、これがデビュー作だということを考えれば、素直にすごいと思います。とても「爽やか」とは言えないけれど、とにかく笑える青春小説です。かなりオススメ!!
文庫OFF
あるきっかけで解体屋…
あるきっかけで解体屋で労働することになったイズミ。仕事のあとのビールが堪らない仲間達と青春してます。人物描写が活き活きしてます。
文庫OFF
なんとも泥臭い青春小…
なんとも泥臭い青春小説。全体的に面白かったんだけれど、最初と後半のダラダラっとした叙情的なところは読みづらい。悩んでこその青春ってことなの、か?最後、全く変わってないカンが好き。
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登場人物がとんでもな…
登場人物がとんでもなく活き活きとした傑作青春小説。なによりも、会話がリアルで楽しい。テンポもよく、彼らの息づかいを近くできいているようだ。デビュー作とは思えないくらいおもしろかった。
文庫OFF
2017/3/24 お久しぶりの三羽さん。 お下品w 私は肉体労働は無理だと思うけど、スコーンと単純に体動かして疲れてご飯食べて寝る!という生活に憧れもある。 現実にはそうもいかないだろうな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
京阪大和田の解体屋さんで働く大学生のお話。 青春というにはあまりにも汗臭すぎるし、登場人物を囲む風景もディープすぎる。 物語の最初と最後で状況の変わったことなんてすごくちょっとしかないんだけど、読んだ後になぜか不思議な爽快感があった。 自分のできない「本音だけで生きる」人達の生活だったからかな。 タイトルがとても良い。
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アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」やマット・デイモンの「リプリー」とは違います。いや少し関係あるかな? 「イレギュラー」があまりにも面白かったので、同じ作者のデビュー作です。そして小説新潮長篇新人賞受賞作。 やっぱり登場人物のキャラがたってていいです。 痛快!じゃりん子チ...
アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」やマット・デイモンの「リプリー」とは違います。いや少し関係あるかな? 「イレギュラー」があまりにも面白かったので、同じ作者のデビュー作です。そして小説新潮長篇新人賞受賞作。 やっぱり登場人物のキャラがたってていいです。 痛快!じゃりん子チエとかナニワ金融道の世界・・・もうちょい哲学的要素も入るかな? 関西人やったら、かなりおもろいと思うで!! 関西人以外もどうぞ(笑)
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大学生活よりもガテン系の充実感に解体屋の組で働くイズミ君を主人公にちょっと個性的な若者たちが生き生きしている。ちょっと下品なくらいあっけらかんとした恋や喧嘩や、そして働くという事、生きていくという事がテンポよく進んでいく。肩がこらずに読めるのだが、読んだあとちょっと働くことってヤ...
大学生活よりもガテン系の充実感に解体屋の組で働くイズミ君を主人公にちょっと個性的な若者たちが生き生きしている。ちょっと下品なくらいあっけらかんとした恋や喧嘩や、そして働くという事、生きていくという事がテンポよく進んでいく。肩がこらずに読めるのだが、読んだあとちょっと働くことってヤッパリ大変、どんなことでも生きていくって大変と思ってしまう。下流社会の中でこんなことっていっぱい合って、それでも一番居心地のいいところ見つけようとするのは大変だよね。この文章からっとしていて明るくっていいねえ。
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多分舞台は大阪(大阪弁だから)のドカチン青春小説。 さくさく読めた。物足りない感じもちょっとしたけどね。
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目一杯、笑わせて頂きました。しかも大声で。もう、面白かった!の一言に尽きます!生粋の大阪人である私にとって、小説の舞台が大阪であるということも嬉しかったです。そして三羽氏の表現の仕方が、個人的にかなりツボ。この1冊ですっかりファンになっちゃいました。 強烈に個性的でアホな登場人...
目一杯、笑わせて頂きました。しかも大声で。もう、面白かった!の一言に尽きます!生粋の大阪人である私にとって、小説の舞台が大阪であるということも嬉しかったです。そして三羽氏の表現の仕方が、個人的にかなりツボ。この1冊ですっかりファンになっちゃいました。 強烈に個性的でアホな登場人物たちに加えて、ちょっぴり(?)お下品な会話と描写。こういう作品、大好きです。でも、その中で主人公・イズミの存在感が薄かったかな。主人公の与り知らぬところで、あれよあれよと話が進んでしまったり。イズミの心理描写をもっと詳細に描いていたら、更に良かったかも。 まぁ、これがデビュー作だということを考えれば、素直にすごいと思います。それに何と言っても笑いのセンスが抜群なんですもの。なので大甘評価と言われようとも★は5つ! もしも私が男だったら是非、マルショウ解体に入らせて頂きたいです。みんなで汗をかきながら働いて、泣いて笑って呑んで草野球をして…うわ〜すごく楽しそう!何だか、ちょっと憧れちゃいます。とても「爽やか」とは言えないけれど、とにかく笑える青春小説です。かなりオススメ!!
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