燃える家 の商品レビュー

アン・ビーティ(著者),亀井よし子(訳者)

2020/04/20

18年位前に購入。エイミーベンダーが苦手で、長年その人と混在していた。短編15個。どれも似たテイスト。ゴールデンレトリーバーの仔犬見に行ったら、全然見分けつかなくて、みたいな。全部破綻している結婚生活その後。よく、男女は別の生き物、わかり会うことは不可能、と書いているが、この作家の表現しているのはまた別次元で。うちの両親がこのタイプなんだけど、外では礼儀正しく穏やか、紳士、気配り、思いやり、家のドア開けた途端にサイコパス、みたいな。身近の人間に対する距離感がうまく出来ない人達の物語なのかなー、と思った。