マリー・アントワネットの遺言 の商品レビュー
ものすごく面白かった!ちょっと生々しすぎるきらいはあるものの、それだけに、実際のあの時代の空気が感じられました。マリーアントワネット展とセットで非常に興味深く読めました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
共同墓地に墓石も無く眠っていた国王夫妻。王政が復古して、王族が眠るサン・ドニ教会へ移す為に、処刑当時に埋葬した人たちが集まって、掘り起こすところから始まります。 生き残ったマリー・テレーズに、なんとかアントワネットの遺言を渡そうという内容。しかし、当時は「タンプル搭で無くなった弟ルイ・シャルルが実は身代わりの少年で、自分こそはシャルル本人だ」と名乗り出る人間が多かった・・・ 遺言というよりは、アントワネットの裁判の弁護人が書いた記録に近いもので、獄中のアントワネットがしのばれます。 タイトルを見て購入したのですが、実際読んでみると、ノンフィクション的な要素もあり(?) 他のアントワネット関連の本と比べても、かなり読み応えがあって、一気に読んでしまいました。
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藤本ひとみ さんらしい心理描写でした。 とても時代検証されているのがわかり新しいマリーアントワネット像で面白かった。
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