海辺の小さな町 の商品レビュー
主人公が大学に入学し…
主人公が大学に入学し卒業するまで過ごした、海辺の小さな町での4年間を描いた、宮城谷昌光氏の現代小説です。さまざまな人との出会いやカメラをとおして考え、行動し、成長していく姿が爽やか。
文庫OFF
初読は私も写真を撮っている頃。 写真に向き合う姿に共感して読みました。 再読は機材や環境を整えられず、 センスの無さを実感し、 写真熱も冷めてだいぶしてから。 見えてくる絵の違いに驚いた。 初めての感覚だったんで読んでて面白かった。
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中国歴史物で有名な宮城谷さんの現代物の小説です。宮城谷さんは良い小説を書かれてますが、それが中国物という主題の所為なのか、それとも小説家としての力量を持つのか、意地悪く言えばそんな事が知りたくて手に取りました。 爽やかな青春小説。そういった言葉の似合う物語です。最初の数ページは...
中国歴史物で有名な宮城谷さんの現代物の小説です。宮城谷さんは良い小説を書かれてますが、それが中国物という主題の所為なのか、それとも小説家としての力量を持つのか、意地悪く言えばそんな事が知りたくて手に取りました。 爽やかな青春小説。そういった言葉の似合う物語です。最初の数ページは、文章のリズムに戸惑った感じもあったのですが、すぐに一気呵成で物語りに引き込まれ、一気に読了してしまいました。 ただ、登場人物が増えすぎて、やや発散する傾向があります。特にエピソード的に織り込まれる推理小説作家の話は本当に必要だったのでしょうか?むしろ、やや唐突な感じのする喫茶店の女性との係わりあたりを書き込めば、もっとすっきりしたのにと思ってしまいました。 とはいえ随所に現れる見事な描写は、さすがと思わせる物があります。やはり宮城谷さんは力量のある作家さんだと再認識しました。
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小説というか、、、写真雑誌に掲載された写真の撮り方や雑誌の写真コンテストへの合格への道を描いた話。 写真に興味がなければ、読んでも全然面白くはないと思う。 かつ写真学校に通った私でも、読んでて説明が分かりにくいところもあった。
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中国の歴史もので有名な作家の青春小説。カメラ雑誌に連載されただけあって、写真についてよく書かれている。僕が写真やカメラに興味を持ったのはこの一冊があったから。
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