髑髏島の惨劇 の商品レビュー
警察小説でありサイコ…
警察小説でありサイコスリラーであり本格ミステリでもあるといういくつもの要素を詰め込んだ怪作。
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描写が残酷です。話が…
描写が残酷です。話があちこちに飛んで少し戸惑ったけどおもしろいと思います。しかし題名に「島」がつくのに半分位読まないと「島」に辿りつけないなんて・・・
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ミステリーなのですが…
ミステリーなのですが、オカルトに関する記述がかなりの部分を占めています。オタクものが好きな人にはオススメですが・・・
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ミステリ界で異彩を放つスレイドの快作。「マイケル・スレイド」は、カナダの弁護士ジェイ・クラークを中心とするチーム作家のペンネーム。メンバーには古典的な本格推理小説の愛好家もいるらしく、謎解きにダイイングメッセージを採用するマニアックな展開もある。オカルトや異常殺人などに関する知識...
ミステリ界で異彩を放つスレイドの快作。「マイケル・スレイド」は、カナダの弁護士ジェイ・クラークを中心とするチーム作家のペンネーム。メンバーには古典的な本格推理小説の愛好家もいるらしく、謎解きにダイイングメッセージを採用するマニアックな展開もある。オカルトや異常殺人などに関する知識を繰り広げる枝葉こそが読みどころで、本筋よりも楽しめる。残虐描写はあるが、計算された娯楽的要素のため、不快感は無い。恐らく、好き嫌いが分かれる作品だろうが、ミステリを愛する読み手であれば、けれん味たっぷりの濃密な世界観は癖になるのではないか。
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中盤まで、とある惨虐な殺人事件の解決に向けて黒魔術や切り裂きジャックそしてタロウいわゆるタロットカードの神秘性を実在する書籍などを通して綴られていく内容は、ある意味論文や資料のように感じられ、世界中の猟奇殺人の歴史を垣間見るにはうってつけだろう。 その所為もあってか、読み進めてい...
中盤まで、とある惨虐な殺人事件の解決に向けて黒魔術や切り裂きジャックそしてタロウいわゆるタロットカードの神秘性を実在する書籍などを通して綴られていく内容は、ある意味論文や資料のように感じられ、世界中の猟奇殺人の歴史を垣間見るにはうってつけだろう。 その所為もあってか、読み進めていくには思いの外時間がかかってしまった。 本タイトルが「Ripper」〜切り裂き殺人〜だけあり、それは頷ける内容なのだろう。 中盤からは邦題のタイトル通り髑髏島での惨劇が「密室のトリック」など駆使し繰り広げられる。
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カナダが舞台のミステリでサスペンスでオカルトでスプラッター。 蘊蓄は長いけど嫌いじゃないです。 嫌いじゃないけど、長いよ…!(笑。 たまにとっちらかって本筋を忘れそうになるのもご愛敬でしょうか。 結構過去のエピソードが頻繁に出てくるので、前の作品も読んでみたいです。 ヘッド・...
カナダが舞台のミステリでサスペンスでオカルトでスプラッター。 蘊蓄は長いけど嫌いじゃないです。 嫌いじゃないけど、長いよ…!(笑。 たまにとっちらかって本筋を忘れそうになるのもご愛敬でしょうか。 結構過去のエピソードが頻繁に出てくるので、前の作品も読んでみたいです。 ヘッド・ハンター 上・下 創元推理文庫 グール 上・下 創元推理文庫 カットスロート 上・下 創元推理文庫 ここまでが過去編かなぁ。 続きが以下。 暗黒大陸の悪霊 文春文庫 斬首人の復讐 文春文庫 メフィストの牢獄 文春文庫
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前半の薀蓄の長さ(これは好きな人にとってはたまらないんだろうけど)と、複数の人間が書いている故の場面転換の多さに大分振り回されて、目が白黒しました。 作者は絶対「書きたくて書いてるな!」という感じがぷんぷんします。あとがきでも書かれていますけれど、こう、所謂悪い意味でなく「おたく」な文章。 後半は、孤城における密室殺人の応酬。景気良すぎだROというくらい人が死んでいきます。 「ミステリ」と言うにはちょっと抵抗があるかなぁ、ミステリ小説を求めてこれを読んではいけないかもしれません。 ただリアリティとか(出される殺人鬼がほぼ実在する筈)、殺され方の必要以上に緻密な描写の残酷性とかすごいし、性的描写も多いんで苦手な人は回れ右。 それでもエンターテイメントとしては抜群で、ページを捲くる手が止まりませんでした。 読み終わった後、「おなかいっぱい、さてこの作者の別の作品調べてみるかな…」と思って検索しましたから。
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ここまでやってくれればいっそ爽快!ラストも余裕で許せたなあ。そりゃ綾辻さんも絶賛するわ、という孤島で起こる連続過ぎる殺人まみれ。スプラッタ大の苦手なのにこれは読めたぞ。ぶっ飛びすぎてるからか?
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根幹はミステリ。そこにオカルトを分厚くコーティングして、スプラッタをトッピング。これ一品でもうおなかいっぱいいっぱい、な作品。 この館は……たしかに嫌だ。住みたくないどころか、足を踏み入れたくもない。「仕掛け」の数々があまりにえげつなくって、最凶。特に「トイレの仕掛け」……たぶん...
根幹はミステリ。そこにオカルトを分厚くコーティングして、スプラッタをトッピング。これ一品でもうおなかいっぱいいっぱい、な作品。 この館は……たしかに嫌だ。住みたくないどころか、足を踏み入れたくもない。「仕掛け」の数々があまりにえげつなくって、最凶。特に「トイレの仕掛け」……たぶんこれが一番引っかかりたくない仕掛けだなあ。読んでて泣きそうでした。 ラストには絶句。まあ犯人はあの人しかいないだろうなあ、とは思ったけれど、あの疑問点の解決には感服。そのまま見過ごしちゃうのかと思ったら、まさかそんな理屈をもってくるか!
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孤島に招待された推理作家達が、惨殺されていく…。っていうけど、本の半分になっても、島に行ってないんですけど(苦笑) ようするに、話はその前に起こっている狂気殺人がメインで、孤島はその最後の舞台になっただけ、なのに、タイトルはこれだ。でもって、本の帯も、孤島がメインのように書いて...
孤島に招待された推理作家達が、惨殺されていく…。っていうけど、本の半分になっても、島に行ってないんですけど(苦笑) ようするに、話はその前に起こっている狂気殺人がメインで、孤島はその最後の舞台になっただけ、なのに、タイトルはこれだ。でもって、本の帯も、孤島がメインのように書いてる。 ちなみに原題は「RIPPER」 ちょっとな、本のポイントを外した邦題と解説だと思うよ。これで、かなり損してると。 それなりに面白かったけど、途中で「本格派は…」みたいな云々があって、ちょっと嫌だった。
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