1,800円以上の注文で送料無料

プラム・クリークの土手で の商品レビュー

4.2

15件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/04/12

もうほんとにほんとに。 ふりかかるインガルス家の災難に、キャロラインがまたまた気の毒で気の毒で。。 なんでこんなに気丈でいられるのかー。 土手の家の屋根が崩れた時は、ほらごらん!と思ったけれど、 まあそれはそれ。 ローラとメアリーが学校に通い始めたところは楽しかった。 ロー...

もうほんとにほんとに。 ふりかかるインガルス家の災難に、キャロラインがまたまた気の毒で気の毒で。。 なんでこんなに気丈でいられるのかー。 土手の家の屋根が崩れた時は、ほらごらん!と思ったけれど、 まあそれはそれ。 ローラとメアリーが学校に通い始めたところは楽しかった。 ローラと、商売人の娘ネリーの確執? なんだかんだと、キャンディとイライザみたいな2人を見てるのは少女らしさにほっとしました。 ネリーの家にお呼ばれしたらお礼に、母さんがみんなを家に招待した日は最高だった。 母さんの焼いたヴィニティーケーキ! 教会の素敵なクリスマスも素晴らしかった。 その先です。 ようやく幸せが見えてきた一家に、イナゴの大群がおそいかかる。。 もう本当に読んでいて疲れ切ってしまいました。 イナゴの次は、猛吹雪! 父さんってばなんであんなに勝手なんでしょうねぇ。 …てもまあ、そういってぐったりと疲れながらも、 ついつい読まされてしまうワイルダーと恩地三保子さんのテンポよく美しい翻訳文には感嘆してしまいますが…。 とにかく楽しいことが大好きのローラ、 どんどんいい子に成長してゆきます! だのに、まだこの先旅が待っているかと思うだけで、私はつか)きってしまうのでしたー

Posted byブクログ

2022/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

せっかく植えた小麦や作物が全部イナゴにやられた上、イナゴが産卵していた時の絶望感がすごい。 ここまで読んだ3冊の間で父・チャールズとローラが遭難や事故でちょこちょこ死にかけている。町から離れ大自然の中で暮らすというのは大変なことだ。 それはそれとして、穴ぐらの家も新築の木の家もすごく素敵に描写されていて憧れる。料理用ストーブはいいなあ、ずっと火にかけていた豆がおいしそう。

Posted byブクログ

2021/02/08

読んでいてつらかった。イナゴの大群や大吹雪、意地悪な金持ち娘との闘いの日々。家族が思い合って暮らす姿には感動する。夫を尊敬し、家の仕事を黙々とこなすお母さんに私はなれるだろうか。

Posted byブクログ

2020/09/10

シリーズ3冊目にして、これまでで一番面白かった。前の2冊は開拓民の苦労や暮らしぶりがわかるという意味では面白かったが、小説としての面白味にはいささか欠けた。おそらくその要因は人物の描き方がぼんやりしているからだろう。 本書では、まずローラがお転婆で、とうさんとの約束を破ってやり...

シリーズ3冊目にして、これまでで一番面白かった。前の2冊は開拓民の苦労や暮らしぶりがわかるという意味では面白かったが、小説としての面白味にはいささか欠けた。おそらくその要因は人物の描き方がぼんやりしているからだろう。 本書では、まずローラがお転婆で、とうさんとの約束を破ってやりたい事をやってしまう「我」の強さ、ネリーと張り合う負けん気の強さなどが表れて楽しく読めた。 母親のオルソン夫人はドラマのように高慢ではないが、ネリーは高慢ちきで我儘で意地悪で…読者の期待を裏切らない。この負のキャラクターの存在が物語の潤滑油になっている。ネリーは本書の重要な人物なんだと思う。 もう一つ重要なのがイナゴの大群。これまでのシリーズは、はっきり言ってストーリーに抑揚がなかったが、本書ではちょうど起承転結の転のところにイナゴの大群が押し寄せる。いわばこの物語のクライマックス。作者ローラも創作のコツを得てきたのかもしれない。 前2作品はほぼ1年単位だったけど、今回は足掛け3年、この土地で3度のクリスマスを経験する。それぞれ全く違うクリスマスの過ごし方が感慨深い。

Posted byブクログ

2020/07/08

シーツの皺を伸ばし整えるとき、私は「大きな森の小さな家」のローラの飼い犬、ジャックを思い出す。 家族の誰だかが病気になって日々が慌ただしく、ジャックを構ってやれない日が続き、ローラが久しぶりにジャックの小屋を覗く場面。そこには寝床をジャックが必死に自分で整えた跡があった。ローラは...

シーツの皺を伸ばし整えるとき、私は「大きな森の小さな家」のローラの飼い犬、ジャックを思い出す。 家族の誰だかが病気になって日々が慌ただしく、ジャックを構ってやれない日が続き、ローラが久しぶりにジャックの小屋を覗く場面。そこには寝床をジャックが必死に自分で整えた跡があった。ローラはしわくちゃになったシーツを伸ばし気持ちのいい寝床を作ってやる。 面白いのは、私がローラではなくジャックに自分を重ねるところだ。ベッドの上で四苦八苦する時、自分が犬になったような気がする。

Posted byブクログ

2018/07/29

シャーロットの話が読んでいてとてもつらかった(;_;) 児童書ってなぜこんなにも読んでいてドキドキするの、寿命が縮む 魅せるなあ

Posted byブクログ

2016/06/13

昔はスルーしていた夫婦の絆にもぐっとくる3巻。 そして、これを読んでいたあの頃が 私自身にとっても素晴らしい、かけがえない時間だったな…と懐かしく思い出される。 三姉妹なぶん余計に身近に感じたけど うちの両親はここまですばらしくはなかった。 けど、暖かい家の中で家族揃って団欒を楽...

昔はスルーしていた夫婦の絆にもぐっとくる3巻。 そして、これを読んでいたあの頃が 私自身にとっても素晴らしい、かけがえない時間だったな…と懐かしく思い出される。 三姉妹なぶん余計に身近に感じたけど うちの両親はここまですばらしくはなかった。 けど、暖かい家の中で家族揃って団欒を楽しんだのは 二度と戻らない幸せな記憶として 当時の愛読書と強く結びついてるなあ…

Posted byブクログ

2013/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

インガルス一家の物語の3作目。 インディアンテリトリィの境界線の問題で引越しを決めてから 北部の川べりの家に落ち着くまでの話、かな。 インディアンとの関わりは薄れたものの 今度は近くの町に住む人たちとの関わりが増えていく。 初めて学校に通うことになり、同年代の子供たちとの交流が増えることで ローラがお転婆な部分を残しつつ素敵に成長していくところが見て取れて なんだか微笑ましかった。 そして、赤ちゃんだったキャリーが片言ながら喋っている様が可愛らしい。 一方、イナゴの大量発生でとうさんが出稼ぎに行かなければならなかったりして 一家にとっては最大の試練が訪れたのがこの時期だったんだろう。 イナゴの襲来の場面はなんとなく目に浮かぶだけに気持ち悪かった。 食事時にはこの辺りは読まない方がいいと思う。 そんな試練が描かれていたからこそ、 29章のタイトル『夜のいちばん暗い時は、夜明けのじき前』が心にしみた。

Posted byブクログ

2012/10/25

インガルス一家の物語の第3巻 ローラ達はインディアン・テリトリィを抜けて今度はプラム・クリークに落ち着きます ローラは学校や教会に通い始め、今までにない体験をたくさんして精神的に成長していきます 一方で、川に落ちたり嫌いな子をひどい目に遭わせたりとやんちゃな面もまだまだ見られます...

インガルス一家の物語の第3巻 ローラ達はインディアン・テリトリィを抜けて今度はプラム・クリークに落ち着きます ローラは学校や教会に通い始め、今までにない体験をたくさんして精神的に成長していきます 一方で、川に落ちたり嫌いな子をひどい目に遭わせたりとやんちゃな面もまだまだ見られます 第4巻で急にお姉さんらしくなってしまうローラの、最後の「はねっかえり」な姿が存分に楽しめますよ!

Posted byブクログ

2011/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大草原を離れたインガルス一家が町の人々と交わっていく。ネリーも登場します!町の子、村の子と差別されていたのが印象的。 ほんとに土手に住んだのかな。。。

Posted byブクログ