価格戦略論 の商品レビュー

ヘルマン・サイモン(著者),ロバート・J.ドーラン(著者),吉川尚宏(訳者)

2021/08/08

「どのようにして価格決定を行うべきか」を追い求めて何冊か読んだが、結局、本書にあるとおり、「プライシングプロセスは、産業や企業によって個別性がとても強い。」どの図書もコンジョイント分析の有効性を説いているが、自分の業界にはあてはまらず、あまり参考にならなかったと言うのが実感。
値上げに関する項目は共感はできたものの、いわゆる「Aha!」はなかった。以下、値上げをうまく実行するための戦術。
・長期にわたる準備と告知
・時期の選択
・製品改良と同時に実施
・多段階化
・パッケージ・サイズの削減
・バラ売り

2017/12/25

だいぶ古い本。
原著は1996年頃。
20年前にこれを書いたのはすごいと思う。
ただ、ケースが古いのも多くて、ほぼ読めなかった。

競合、顧客を考え価値に応じて価格を決める、
顧客がどこに価値を感じているのかをしっかりとみきわめるコンジョイント分析とかで。が必要そう。

顧客の価値を感じて、払ってもらえる額に設定したらよいが、どうやればよいか少しわかった気がする

2010/05/26

これまで価格を漠然に自分のセンスや競合からのちょっとしたディスカウントなどと思考してた人間にとっては多くの果実が得られるだろう本としてオススメしたい。終始平易な表現で理解しやすく、価格の基本的な知識とフレームワークが得られるようになっている。