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家事する男の作り方 の商品レビュー

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2022/05/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

2006年8月12日 夫やパートナーを、家事をする人間にする技が42個も載っています。 この本のタイトルどおりのことを期待して(^^;図書館で借りたのですが、それよりもほかに、気付いたことや考えたことがたくさんありました。 子どもの虐待死の話、 「男は替えがきくけど、命も子どもも替えはきかないのだ。」 暴力を受けていると気持ちが麻痺してきて、逃げられない状況に陥るのかもしれない。だけど、命と子どもは替えがきかない。 それから、戦後の社会がどうやって女性を家事と育児に縛り付けてきたか、についての話。 そもそも、「男はカネ、女はカジ」という構造は、戦後の高度成長期に作られたものだそうだ。 扶養手当や扶養控除など、一見女性を守るようなしくみをつくり、その実は、ある一定額以上稼げないと逆に損をするようにして、女性が働くことを阻止してきた。 男性と女性が同等に家事をするということ、それは、お互い自立した人間になろうということ。

Posted byブクログ