悪魔のカタルシス の商品レビュー
悪魔に対する鯨氏の新…
悪魔に対する鯨氏の新解釈。相変わらず奇抜です。まず一番初めのページに「あなたにはこの本を読まない権利があります。」という鯨氏からのメッセージが載っていて、何だろう?と思いつつ読み進め、そして読み終わり…むむ、なるほど、そういうことですか。納得です。本好き、読書好きには怖い…とまで...
悪魔に対する鯨氏の新解釈。相変わらず奇抜です。まず一番初めのページに「あなたにはこの本を読まない権利があります。」という鯨氏からのメッセージが載っていて、何だろう?と思いつつ読み進め、そして読み終わり…むむ、なるほど、そういうことですか。納得です。本好き、読書好きには怖い…とまではいかないと思いますが、こういう趣向は大好き。なかなか面白かったです。
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鯨氏のほかの作品と比…
鯨氏のほかの作品と比べるとやや落ちる出来かな? でもホラーものと考えればそれなりに楽しめます。
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期待してたほど面白く…
期待してたほど面白くなかったのが残念。悪魔については詳しくなれそうです。
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人間の世界に悪魔が紛…
人間の世界に悪魔が紛れ込んでいる…… という奇妙な設定のミステリ。この作家は間違っても尋常の作品は書かない。
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悪魔はカタルシスを得…
悪魔はカタルシスを得るのに、読んでるこっちは全くカタルシスを感じない。せめて、エクスタシーぐらいは感じたいものだ。
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悪魔に出会ってから主人公が堕ちて行く様が何となく永井豪作品な印象を受けた。流石、鯨統一郎な所は話の展開が二転三転するのにチグハグな印象は持つ事が無く毒気たっぷりで最後も、えってなるけど其処が嫌味じよ無くスッキリと読ませる印象。
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完全にオチを先に思いついて書いたな、 って感じの駄作だった。 なんか文章とか80年代量産風でなんか古いし。 全体的に雑。 しかも多分前に読んだことあるけど、 かけらも覚えてなかった… (表紙だけ覚えてた)
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一冊の小説としての完成度は、かなり高く感じる。 よく316枚の原稿用紙に、これだけの内容をまとめたものだな。 宗教、哲学、環境、社会学... さしずめ、この悪魔というテーマに陥りがちな荒唐無稽な非科学性を、うまく全体に散りばめている。 そんな中にも、現代社会が抱え、危惧される事...
一冊の小説としての完成度は、かなり高く感じる。 よく316枚の原稿用紙に、これだけの内容をまとめたものだな。 宗教、哲学、環境、社会学... さしずめ、この悪魔というテーマに陥りがちな荒唐無稽な非科学性を、うまく全体に散りばめている。 そんな中にも、現代社会が抱え、危惧される事柄も散りばめられて。 ジャンル的にはミステリーなのかな。 駆け抜ける起承転結とでも称したくなる一冊でした。
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"邪馬台国はどこですか"などの著者なので購入。着眼点は相変わらず面白いんだけど、小説仕立てにする必要はあったのかな? ところどころ作中に矛盾点もあるし。オカルト好きじゃないと面白くないかも。
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「あなたにはこの本を読まない権利があります」とはなるほどこういうことか、と最後のページで納得。しかしこれを読まなくっても、私はすっかり手遅れだと思う(笑)。 さて、この作品はいったいどう形容すればいいのか。ホラーみたいな雰囲気だけど、ホラーじゃないし。サスペンス的要素もけっこうあ...
「あなたにはこの本を読まない権利があります」とはなるほどこういうことか、と最後のページで納得。しかしこれを読まなくっても、私はすっかり手遅れだと思う(笑)。 さて、この作品はいったいどう形容すればいいのか。ホラーみたいな雰囲気だけど、ホラーじゃないし。サスペンス的要素もけっこうあるけど、それもメインじゃないかな。「悪魔」に関する物語、なのは確かだけれど、オチはどうも据わりが悪い気がしてならない。さくさくっと読めてそこそこ楽しめる作品ではあるけれどね。解決はあんまり期待できないのが残念。
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