諸葛孔明対卑弥呼 の商品レビュー
とにかく口も態度も悪…
とにかく口も態度も悪い、異色な孔明。一人称が「俺」。孟達敗死の報に際しては、「しょせんバカを踊らせてうまくやろうとしただけだからな」。ラスト舞台は、有名な空城の計で、孔明がまるで一枚の絵のように悠然と琴を奏でる名シーン。…のはずが、まさかこんな演出が可能だとは!思わず「!?」と目...
とにかく口も態度も悪い、異色な孔明。一人称が「俺」。孟達敗死の報に際しては、「しょせんバカを踊らせてうまくやろうとしただけだからな」。ラスト舞台は、有名な空城の計で、孔明がまるで一枚の絵のように悠然と琴を奏でる名シーン。…のはずが、まさかこんな演出が可能だとは!思わず「!?」と目が釘付けになってしまいました。この話は、孔明と卑弥呼が、時代を先取りした大科学者との設定で、彼らが行う作戦はすべてタネ明かしが可能なもの。しかし、当時にあっては人々の目に魔術としか映らない。それにしても、終盤の卑弥呼の言葉には胸を
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面白かった。 孔明と卑弥呼を対決させるなんて、歴史にちょっと興味を持った中学生でも思いつきそうなアイデアを、ちゃんと一本の作品にしてしまったところが偉い。 孔明と卑弥呼の対決なり共演なり自体には先行作品もある(『決戦2』とか『武上純希の『姫巫女』とか)わけだけど、歴史の記録に...
面白かった。 孔明と卑弥呼を対決させるなんて、歴史にちょっと興味を持った中学生でも思いつきそうなアイデアを、ちゃんと一本の作品にしてしまったところが偉い。 孔明と卑弥呼の対決なり共演なり自体には先行作品もある(『決戦2』とか『武上純希の『姫巫女』とか)わけだけど、歴史の記録に残ってない部分、あるいは多少強引ではあるけど、「そういう解釈もできなくもない…かも知れない……ような気がする」というくらいに記録に残ってる部分を大きく広げたところに面白さがある。 個人的には孔明のキャラの斬新さが白眉。僕の知る限り、こんなにロックな孔明は初めてなんじゃないだろうか?
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鬼神のような天才軍師諸葛孔明と鬼道を操る卑弥呼が、もし相戦えば。誰もが考えたことのないシチュエーションです。言葉づかいが軽い孔明とフットワークの軽い卑弥呼が印象的でした。
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タイトルにだまされました。 今の科学の原点が紀元前に発見されていたという視点はいいのですが、ストーリー展開が陳腐すぎますね。 もっと、早い段階で二人の対決に持ち込まないと。 前半が長すぎてダレダレでした。 その辺は、作者の実力不足を感じてしまう内容でした。
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この発想は無かった・・・!某三国アクションゲームが好きな方は是非、私は未だにムキムキの張シュンガイを想像できません。
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町井さんだし読むっきゃないよねこれ…! 爆撃読んだ頃は孔明さっぱり興味なかったから読まなかったんだよなぁ。 ただハルキノベルスの棚探しづらいんだよなぁ個人的に。
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人物の掘り下げがもうちょっと欲しかったかも。 この次に書かれた「爆撃聖徳太子」のほうが圧倒的にキャラクターに魅力があるので、こちらは少し惜しいなあと感じました。 独自の解釈を織り交ぜた当時の倭国の様子がとても説得力があり面白かったです。
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タイトルにひかれて手にとりました。 やっぱりエレキは見所。 孔明の俺口調は新鮮でした。 戦い方がとても科学的。 卑弥呼に関してはもともとあまりイメージがなかったのですが、これ見ていて・・・うん、凄い人かも・・・と思いました。
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