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殺意の時間割 の商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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ヤングアダルト向けの…

ヤングアダルト向けのレーベルから出ていますが、秀逸なミステリ短編を集めたアンソロジーなので侮れません。

文庫OFF

2017/08/04

赤川次郎、鯨統一郎、近藤史恵、西澤保彦 はやみねかおる、のアンソロジー。 赤川さんのミステリーは、いたのか、という最後と 際限なく甘やかすと配偶者は恐ろしいよ、という教訓に。 鯨さんは、Ⅰの時の話の続き、のようです。 ここまで不幸が続くと、確かに…ですが。 しかしこれ、最期まで...

赤川次郎、鯨統一郎、近藤史恵、西澤保彦 はやみねかおる、のアンソロジー。 赤川さんのミステリーは、いたのか、という最後と 際限なく甘やかすと配偶者は恐ろしいよ、という教訓に。 鯨さんは、Ⅰの時の話の続き、のようです。 ここまで不幸が続くと、確かに…ですが。 しかしこれ、最期まで社長に気がつかれず どうにかなるのでしょうか? 近藤さんのカメラマン話は読んだ事があります。 西澤さんは、いつもの会話推理ミスリードされまくり。 最終的な落としどころがえげつない。 まぁ因果応報、自業自得、という結末でした。 はやみねさんも、ある意味自業自得な謎。 解けてよかったような、悪かったような? 女の子が、少々どころでなく、ずうずうしくて いらっとしてしまいます。 背景しっても、ちょっとどうかと思うほど。

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2012/01/06

はやみね先生はほんといいー。 夏休み!!!!!! 謎解き終わって幽霊が振り向いた時がすごい怖くて、ぞわわわわぁぁあああってなった(ノ)・ω・(ヾ)

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2011/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

赤川 次郎  命の恩人 鯨 統一郎  Bは爆弾のB 近藤 史恵  水仙の季節 西澤 保彦  アリバイ ジ アンビバレンス はやみね かおる 天狗と宿題、幼なじみ の5作品。 命の恩人は,駅で助けてくれた人が, 実は別の事件の騒動に巻き込まれている。 2つの家族の交差点の話。 鯨 統一郎  Bは爆弾のB は,恋人を爆弾で殺された女性の執念。 近藤 史恵  水仙の季節 は,双子の女性を撮影した写真家が,殺人の真相を知る。 西澤 保彦  アリバイ ジ アンビバレンス は,同級生の殺人犯のアリバイを証明しようとして深みに陥って行く。 はやみね かおる 天狗と宿題、幼なじみ は,夏休みの宿題をやろうと2人が,天狗の話を深追いし,真相にたどり着く。 どれも赤川次郎と同じで,やさしい人間が登場する。 作品の質もどんぐりの背比べというか,均質である。 赤川次郎と同じ質だということは,これらの作家も読まれる可能性が高い。編集者の意図を汲み取ることができる。 将来性のある作家を並べるのはいいことだ。 初出一覧がついていないのは何故だろう。

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2019/01/16

スルスル読めてしまうスッキリしたミステリーアンソロジー。 (完全に一個人の主観ですが)なかなかに懐かしい雰囲気の物語が5つも。 全部読みやすい。読者にちゃんと伝えるためには読んでもらわないとダメだから。そういう意味ではとっても大事なこと。 お気に入りは近藤史恵の『水仙の季節』。

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2010/11/22

魔法のように「時」を操る、5つの不可能犯罪!娘を助けた男の、奇妙な頼みごと「命の恩人」。究極の安楽椅子探偵がテロリストと対決「Bは爆弾のB」。お人好しカメラマンが巻き込まれた、せつない事件「水仙の季節」。完全なアリバイのある少女が殺人を認めたのはなぜ?「アリバイ・ジ・アンビバレン...

魔法のように「時」を操る、5つの不可能犯罪!娘を助けた男の、奇妙な頼みごと「命の恩人」。究極の安楽椅子探偵がテロリストと対決「Bは爆弾のB」。お人好しカメラマンが巻き込まれた、せつない事件「水仙の季節」。完全なアリバイのある少女が殺人を認めたのはなぜ?「アリバイ・ジ・アンビバレンス」。肝だめしに挑んだ少年は誰に襲われたか「天狗と宿題、幼なじみ」。名手たちによる書き下ろしアリバイ・アンソロジー。

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2010/08/12

作者によっては、非常に満足な読後感だった。 少女向けのライト、と評されながらも、やっぱり赤川次郎氏は安心して読めるし、ストーリーの中でも、一番「優しい」ものだった。 この辺、誤解がないように重ねておくと、「易しい」ではなく「優しい」。 昔は本当に好きで、当時世に出ていた作品の殆ど...

作者によっては、非常に満足な読後感だった。 少女向けのライト、と評されながらも、やっぱり赤川次郎氏は安心して読めるし、ストーリーの中でも、一番「優しい」ものだった。 この辺、誤解がないように重ねておくと、「易しい」ではなく「優しい」。 昔は本当に好きで、当時世に出ていた作品の殆どを読んでいたが、今ではさっぱりだったが、また読みたいと思わせてくれたのは凄い。 他の作家さんの作品も、短編にしては読み応えはあったが……中に一つだけ、これはご法度ではないか? と思われるものがあったのが、ちょっと……どう表現して良いのか判らないが……。 あれはミステリ的に、受け入れられてしかるべき設定なのだろうか? 疑問が残る。

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2010/06/27

(収録作品)命の恩人(赤川次郎)/天狗と宿題(はやみねかおる)/アリバイ・ジ・アンビバレンス(西澤保彦)/水仙の季節(近藤史恵)/Bは爆弾のB(鯨統一郎)

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2010/02/02

アリバイテーマのアンソロジー。ちなみに私は時刻表が大っ嫌いなので、したがって時刻表付アリバイトリックが嫌い、突き詰めるとアリバイトリックが苦手だったわけだけど。そういうのはひとつもなくて、ひと安心(笑)。 西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」にはやられた! 手段よりも、理由。...

アリバイテーマのアンソロジー。ちなみに私は時刻表が大っ嫌いなので、したがって時刻表付アリバイトリックが嫌い、突き詰めるとアリバイトリックが苦手だったわけだけど。そういうのはひとつもなくて、ひと安心(笑)。 西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」にはやられた! 手段よりも、理由。なるほど、アリバイを作る理由にこういうのがあったのか、と目からウロコが落ちた気分。それと鯨統一郎「Bは爆弾のB」の「安楽椅子探偵」(笑)がけっこう気に入ってしまった。これ、シリーズ化してもいいかもなあ。

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2009/10/04

「僕と先輩のマジカルライフ」の主人公「快人・春奈」の小学校・高学年の夏休みの物語「天狗と宿題、幼なじみ」が収められているミステリー・アンソロジー。 5本の中編のうち はやみねかおる作の「天狗と宿題、幼なじみ」は秀逸。他の作者のも超能力ワールド。 NHK木曜ドラマ「七瀬ふたたび」も...

「僕と先輩のマジカルライフ」の主人公「快人・春奈」の小学校・高学年の夏休みの物語「天狗と宿題、幼なじみ」が収められているミステリー・アンソロジー。 5本の中編のうち はやみねかおる作の「天狗と宿題、幼なじみ」は秀逸。他の作者のも超能力ワールド。 NHK木曜ドラマ「七瀬ふたたび」も楽しみ。 伊勢市立図書館の蔵書。著者の地元の図書館はチャンと蒐集していた。

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