プライベート の商品レビュー
作者のデビュー作が待…
作者のデビュー作が待望の文庫化。切ないけれど、すっきり爽やかな恋のヒトコマが31音で感じられます。何度読み返してもぐっとくる短歌。オススメです。
文庫OFF
凄くキャッチーで着眼点がすごい短歌が並んでいました。同筆者の作品で一番好きかも知れません。「きっと恋のせい」よりもより大人な恋愛が描かれていたように感じました。大好きな短歌をいくつも見つかりました。
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たぶん10年ぶりくらいに再読。 音楽を聴くより写真を見るより、当時の有り様を思い出せたのは、小説と違ってすごいところ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こないだの「ショートソング」より。思いのほか、薄い本だった。歌集ってこんなもんか。ほんと『今すぐにキャラメルコーン買ってきて そうじゃなければ妻と別れて』好きだわー。『ストッキングはいたこともないあやつらに 束縛するななんて言わせない』『3回も食事したからバレてるよ 生春巻とわたしが好きね』も好きだ。
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なんというか、 勝気でワガママで強くて弱い。 女性らしい女性の歌。 31文字だからこそ、研ぎ澄まされた言葉たち。 共感できるところと、鼻持ちならないところと。 そのどっちにも、私がきっと居る。
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うーん。装丁もうちょっとなんとかならなかったのかな。「今すぐにキャラメルコーン買ってきてそうでなければ妻と別れて」という歌を見かけて、気になったので読んでみました。すらっと読めて、ときどきはっとしたけれど読み返したくなるほどのモンではなかったかな。
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短歌が妙に気になってしまう。自分では作らないのに。31文字でできる世界の広さ、感情の深さにしびれてしまってる。 20文字くらいの短文とか、ぽつんとした独り言が本になってるのには全然興味がない。31文字、と決められている中でできている世界が好き。 という訳で「プライベ...
短歌が妙に気になってしまう。自分では作らないのに。31文字でできる世界の広さ、感情の深さにしびれてしまってる。 20文字くらいの短文とか、ぽつんとした独り言が本になってるのには全然興味がない。31文字、と決められている中でできている世界が好き。 という訳で「プライベート」。恋のこととか、なんでもない日常のこととか、ぽつんとつぶやいたような歌が並ぶ。妙にひきつけられる歌がある。こういうのは日によって変わってくるから、手元において読んで、しみじみ楽しむのがいいなあ。
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いい。こんな言い方陳腐ですが、女の気持ちそのまんま、すくなくともあたしはこんなきもちによくなります。 キャラメルコーン買ってきてよ。ねぇ。
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佐藤真由美さんの第一歌集です。ちょっとひねくれて、でもさびしがりやで、かわいらしい女性の本音がたくさん詰まってて、短歌とかそういう次元を越えて納得してしまいます。 「鎌倉で猫と誰かと暮らしたい 誰かでいいしあなたでもいい」 「マスカラがくずれぬように泣いている 女を二十五年もや...
佐藤真由美さんの第一歌集です。ちょっとひねくれて、でもさびしがりやで、かわいらしい女性の本音がたくさん詰まってて、短歌とかそういう次元を越えて納得してしまいます。 「鎌倉で猫と誰かと暮らしたい 誰かでいいしあなたでもいい」 「マスカラがくずれぬように泣いている 女を二十五年もやれば」
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愛する友人から貰った一冊。最初は余りの綺麗な文の構成に短歌だという事にも気付かず、必死で文字を追った。『借りた傘返しに行くと雨が降るような感じで二年続いた』、『幸せな頃に聴いてた音楽をポッケに入れて地下鉄に乗る』、『プロポーズを喜んで受けてしまったら愛人時代のわたしに悪い』等々、...
愛する友人から貰った一冊。最初は余りの綺麗な文の構成に短歌だという事にも気付かず、必死で文字を追った。『借りた傘返しに行くと雨が降るような感じで二年続いた』、『幸せな頃に聴いてた音楽をポッケに入れて地下鉄に乗る』、『プロポーズを喜んで受けてしまったら愛人時代のわたしに悪い』等々、ぐさぐさくるものばかりで読み終える頃にはぼろぼろと涙を流していた。
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