陰謀の世界史 の商品レビュー
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2014/04/17:読了 「コンスピラシー」 共謀。陰謀。謀議。企み。 「コンスピラシーセオリー」 陰謀論 この本は、533ページの「あとがき-大陰謀時代への予感」が、この本の概要として、非常に優れている。 ◆きっかけ アメリカの大衆文化を調べていたら 「コンスピラシー」「陰謀」という言葉の氾濫に驚いたこと ◆陰謀論の展開 1990年代に、個々の陰謀論を全て結びつける「マスタープラン」が考えられるようになり、『陰謀』により世界の全体を読み解こうとするようになった。 ★本書の狙い 陰謀論は、エンターテイメントとパラノイア、遊びと恐怖の紙一重の中にある。 陰謀のネットワークの核になる30のテーマを選び、相互に関連させ、大きな構図を作り出し、陰謀というキーワードで現代史をたどってみること。 自分のセオリーも絶対的なものではないが、次の世代が20世紀を読み解くきっかけになれば良い。
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