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活目王 の商品レビュー

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2011/11/06

偉大な父ツヌノオオキミをもったために、自らの王としての資質に悩むイクメ王子。進むべき道を示してもらいたくて、日の神を祀る妹・トヨ姫(豊城入姫)のいるカサヌイの宮へ禁忌を侵して足を踏み入れる。 妹姫に会話を拒否され、落胆する王子の前に、トヨ姫に仕える巫女が現れる。「カスガ族のサホ姫...

偉大な父ツヌノオオキミをもったために、自らの王としての資質に悩むイクメ王子。進むべき道を示してもらいたくて、日の神を祀る妹・トヨ姫(豊城入姫)のいるカサヌイの宮へ禁忌を侵して足を踏み入れる。 妹姫に会話を拒否され、落胆する王子の前に、トヨ姫に仕える巫女が現れる。「カスガ族のサホ姫」と名乗ったその女に、イクメ王子は一目で恋に落ちた。 社の中で二人は結ばれるが、神殿を汚した祟りは美しかったイクメ王子の顔を醜く変貌させる。 ヤタガラスの言葉により、北へ旅立った王子は、サホ姫の兄・サホヒコに襲われる。絶体絶命のピンチを救ったのは、青い甲冑と面で顔を隠した一人の武者だった。 イクメ王子とマワカ王子…建国の父の威信に惑いながら、呪われた二人の王子が苦悩の末に見出す「愛」と「冒険」の結末とは…?

Posted byブクログ