それでもなお、人を愛しなさい の商品レビュー

ケント・M.キース(著者),大内博(訳者)

2010/03/29

自分の行動が本当に正しいのか分からなくなってしまった時、
あなたの本当の価値を思い出させてくれる
そんな本に出会ったことはありますか？
人を活かし、また自分を活かすために、
自分軸の基盤づくりを強固にするオススメの書籍です。

2010/01/17

(K)　百数十ページの薄い本だが、そこに書かれている内容は非常に分厚いものがある。幾つかの実例と共に、これから示唆される人生の意味を見つけるための逆説が導かれているが、その一つひとつが深い。数ある人生論や自己啓発系の本に書かれているいろいろなことを、たったの１０カ条で言い表しているほどに濃い内容である。したがって、正直言って一回通しで読んだ程度では全然頭に残らないし、そこにある本当の意味も理解出来るものではない。しかしながら、なるほどという納得感と自分の中にある邪悪な気持ちから生まれる不達感が、このままではいけないと何となく感じさせてくれる良書であることは間違いない。本の中に、10カ条をいつでも見えるところに張っておけと書いてあったが、まさにその価値が十分にある10カ条である。万人にお勧めしたいところだが、問題意識を持っていない人が読んでも、なるほどと思うだけで残るものがないのではいかと思う。そういう意味では、何らかの形で悩み、もう一歩上を目指したいという向上心を持った人が読んでこそ価値がある本なのかもしれない。

2009/12/13

何かの本で推薦されていたので読んでみました。
はっきり言ってよくわからない。というのが感想です。
何か言っているけど、いまいちピンとこない感じです。

ただ、勧められているからには理由があると思うので、
自分の人生経験が足りないため、実体験とリンクしないのかもしれません。

とりあえず、本棚において保管しておこうと思います。

【内容】

『何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築き上げなさい。』

何年もかけて築いたものが一夜のうちに破壊されてしまうかもしれません。だからといって、あなたが達成したものが変わるわけではありません。
誇りと喜びをもって思い出すことができる何かを達成したのですから。

『人が本当に助けを必要としていても、
実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお、人を助けなさい。』

いたるところに本当に助けを必要としている人たちがいます。
あなたが彼らを助ければ、彼らはあなたを攻撃してきます。
しかし、その攻撃はあなたに対するものではありません。
自分が置かれている状況に怒りを感じているのかもしれません。
無力感、あるいは助けてもらわなければならないという気持ちと戦っているのかもしれません。

彼らが攻撃してきたからといって助けの手を引っ込めないでください。
あなたのことを何度も助けてくれた人がいるはずです。
今度はあなたが助ける番です。
適切な方法で、人を助けてあげることによって、得られる深い意味を楽しんでください。
人が人生を向上させるお手伝いをすることによって得られる、生きることの意味を楽しんでください。

2009/10/10

人生、思うようにいかないことが多い。

特に人間関係。

許せないと思うときがあった。

そのときにこの本を読んだ。

2009/10/07

人生の指針とすべき10ヶ条を経験談と共に本にしていますが、この「10ヶ条」はネットでも見つかるそうなので、わざわざ買う必要はないかも？
この著者は10代の少年時代からほんとうに勇気と信念のある子だったんだなあと、まずそれに感心。

2009/10/04

逆説の十か条
　１．人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
　　　それでもなお、人を愛しなさい。
　　（愛せないのは相手を知らないだけ）

　２．何か良いことをすれば、
　　　隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
　　　それでもなお、良いことをしなさい。

　３．成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。
　　　それでもなお、成功しなさい。
　　（攻撃してくる人は人生が上手くいっていないだけ）

　４．今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
　　　それでもなお、良いことをしなさい。
　　（覚えられるのは必要ない。行いそのものに意味がある。）

　５．正直で素直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
　　　それでもなお、正直で素直なあなたでいなさい。
　　　（正直でないと信頼は生まれない。）

　６．最大の考えをもった最も大きな男女は、
　　　最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落されるかもしれない。
　　　それでもない、大きな考えをもちなさい。

　７．人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。
　　　それでもなお、弱者のために戦いなさい。

　８．何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
　　　それでもなお、築きあげなさい。
　　　（崩れても達成したことは消えない。）

　９．人が本当に助けを必要としていても、
　　　実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
　　　それでもなお、人を助けなさい。
　　　（助けられるとプライドが傷いて攻撃する人がいる。それでも助ける。）　

１０．世界のために最善を尽くしても、
　　　その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
　　　それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
　　　（最大の代償は最善をつくさないこと。最善をつくすのがあなたの本来の姿である）

2009/10/04

なるほどねー。

逆説なのかよく分からないけど。

これで人生の意味なんて見つからないよ？

2009/10/04

授業中にこの10か条を紹介され、心が強く揺れ動かされた。
そこでは2025だったか、2050だったかの木を植えるNGOのテーマとして掲げられていた。
その訳のほうが好みだったし、初見だった事もあり、今回、この原本に当たってみると･･･NGOの方が上手かった。

けれど、この言葉を生み出した作者自身の話なので分かるは分かるけど･･･知らないほうが良い事ってある。
知ったからって価値が下がるわけじゃないけど、知る必要はなかったかな。

それぞれの由来よりも、その言葉だけを受け止めていたい。

2009/10/04

人を管理したりコントロールすることの無意味さを思い知ったと同時に強い意志と信念をもって、行動することの重要さに気付かされた。
各々の置かれる立場や読んだときに自分の生きているステージによって、理解度が違ってくると言う点には注意したい。何かの節目に読みたい一冊。

2009/10/04

”人生”というスパンで生きる意味を考える本。
大事なことは人からどれだけ賛辞をもらえたかで無く、自分自身でやって意味があったと思えること。

詩人　エミリー・ディキンソン

1つの心が壊れるのをとめることができたなら
私の人生は無為ではない

1つの生命の痛みを和らげることができたなら
1つの苦痛をさますことができたなら
気絶した一羽のコマドリを
巣に戻してあげることができたなら
私の人生は無為ではない