象のブランコ の商品レビュー
工藤直子は知っていても、彼女の生い立ちは知らなかった。 側にいたらわがままで嫌な子かも お父さんっこなんだなとわかって、すごく身近に感じられた ちょっとセンチになるお話も
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『のはらうた』で知られる詩人・工藤直子さんが、台湾で生まれ育った幼年期から詩人になる前までを振り返って、お父様との記憶を綴ったエッセイ。台南の田舎で過ごし、わんぱく娘だった小さな「なおちゃん」の経験が後の詩作に深く関わってくるのはもちろんのこと、学校の先生でユーモアに溢れたお父様...
『のはらうた』で知られる詩人・工藤直子さんが、台湾で生まれ育った幼年期から詩人になる前までを振り返って、お父様との記憶を綴ったエッセイ。台南の田舎で過ごし、わんぱく娘だった小さな「なおちゃん」の経験が後の詩作に深く関わってくるのはもちろんのこと、学校の先生でユーモアに溢れたお父様についての記述の暖かさが心にしみてくる。「自分だけの記憶」が人生の物語を作るというけど、この本を読んで自分と親との物語はどうだろう、と改めて思いを寄せたくなった。
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父親との思い出ってあまりいい思い出はない。 だけれども著者にはすごく印象に残っているようです。 著者はかなり複雑な環境で 育っていて転校も数知れず。 そして貧しくもありました。 だけれどもそんな仲でも彼女にとっては 父との思い出はすばらしかったようで。 父親とともに暮らした日...
父親との思い出ってあまりいい思い出はない。 だけれども著者にはすごく印象に残っているようです。 著者はかなり複雑な環境で 育っていて転校も数知れず。 そして貧しくもありました。 だけれどもそんな仲でも彼女にとっては 父との思い出はすばらしかったようで。 父親とともに暮らした日々や 大人になってからのほほえましいお話。 そういうのを知らない私にとっては うらやましいお話でした。
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