1,800円以上の注文で送料無料

わが名はレッド の商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

犯罪コーディネーター…

犯罪コーディネーターの復讐劇。自分の復讐の為に他人の人生を破壊するやり方に怒り心頭!!!復讐の為の伏線の張りかたとその結末は楽しめます。

文庫OFF

レッドは誘拐した警官…

レッドは誘拐した警官夫婦の赤子を利用し、親族への復讐を開始。誰も予想だにしなかった究極の犯罪計画がついに幕を開ける…。

文庫OFF

2019/07/09

内容 犯罪組織を裏で操る男レッド・ドック。幼いころ親に捨てられた彼と弟は、荒れた修道院で凄惨な少年期を送る。やがて弟は非業の死を遂げ、彼は誓った。俺の人生を破壊した奴らを皆あの世に送ってやる、と。20年後、レッドは誘拐した警官夫婦の赤子を利用し、親族への復讐を開始。誰も予想だにし...

内容 犯罪組織を裏で操る男レッド・ドック。幼いころ親に捨てられた彼と弟は、荒れた修道院で凄惨な少年期を送る。やがて弟は非業の死を遂げ、彼は誓った。俺の人生を破壊した奴らを皆あの世に送ってやる、と。20年後、レッドは誘拐した警官夫婦の赤子を利用し、親族への復讐を開始。誰も予想だにしなかった究極の犯罪計画がついに幕を開ける…。『Mr.クイン』でミステリ史を塗りかえた著者が放つ「史上最悪」の暗黒小説。

Posted byブクログ

2016/10/11

なんか、すごい事、やってるっぽいんだけども!何しろ説明が多すぎ。すごい事をやってるって一般人に理解してもらうために、いちいちそのすごいって事を説明して、それがいちいちリズムを崩すというか、テンポが悪いというか、ともかく説明ばっかで飽きるんだよ、コナン君!て感じだった。

Posted byブクログ

2016/03/21

何とも陰惨なストーリーだ。主人公レッド・ドックはアイルランドの孤児院で育つが、過酷な状況下で双子のショーンは死亡。レッドは二人を無残にも見捨て陥れた者たちに対して報復を誓う。やがて犯罪組織のブレーンにまで上り詰めていくレッド。その間にも着々と復讐劇は進められていた。 史実によれ...

何とも陰惨なストーリーだ。主人公レッド・ドックはアイルランドの孤児院で育つが、過酷な状況下で双子のショーンは死亡。レッドは二人を無残にも見捨て陥れた者たちに対して報復を誓う。やがて犯罪組織のブレーンにまで上り詰めていくレッド。その間にも着々と復讐劇は進められていた。 史実によれば、1990年代までカトリック教会が運営した孤児院では児童虐待が横行し、強制収容所に近いものであったと巻末でスミスは記している。レッドの計画に組み込まれ犠牲となっていくのは同じ境遇で育った孤児たちなのだが、昏い憤怒に駆り立てられたレッドには自制が効かず、狂気のままに突き進むさまは異様な迫力に満ちる。それは、もう一人の主要人物である連続殺人鬼ピカソの登場によって倍加され、予測できない展開は極限的な緊張感を強いていく。 レッドとピカソという〝狂人〟二人による共鳴と共謀によって、物語は一気に結末へと向かって転がり落ちていくのだが、読了後に去来するのは空虚感であり、勧善懲悪では終わらないしこりを残す。クライム・ノベルの異端として、記憶されるべき作品だろう

Posted byブクログ

2012/07/23

鳥肌が立つような傑作。こういうの、読んだことがない。 主人公レッドも、その相手となるピカソも、本当にとんでもない奴らで、そういう意味では「よい子は読んではいけない」。妙なヒューマニズムみたいなものを一回どっかにおいておかないと、冷静な気持ちで読むわけにはいかないって感じなのだ。...

鳥肌が立つような傑作。こういうの、読んだことがない。 主人公レッドも、その相手となるピカソも、本当にとんでもない奴らで、そういう意味では「よい子は読んではいけない」。妙なヒューマニズムみたいなものを一回どっかにおいておかないと、冷静な気持ちで読むわけにはいかないって感じなのだ。 必要以上に、といいたくなるくらいに知的な展開をしていくし、先に読み進めたくなるサスペンスは申し分ない。おもしろい。が、やっぱりかなりの嫌悪感のようなものを持ちながら読まざるを得ない。 そして、それが最後に真の姿を見せてくるときの衝撃といったら… 鳥肌が立つような傑作である。覚悟を決めて読んでいただきたい。

Posted byブクログ

2009/12/21

構成が新しい。テーマも、アイルランドの孤児院での児童虐待、ということで、なかなかハッとさせられる。一度読んでおくてよいきがする。私は一応、前作も読みたくなった。最近注目された天童荒太さんの「悼む人」などでもテーマとなっていたけど・・・弱い者への肉体的精神的暴力って、哀しいね

Posted byブクログ

2009/10/04

前作も今作もノワールとしてかなり良作なのでこの作者には期待してたのですが、これ以降は不発のようで残念。 多少中だるみしつつもラストの疾走感はすばらしい。『Mr.クイン』よりこちらのほうが重くて好みです。

Posted byブクログ

2009/10/04

Mr.クインを書いたシェイマス・スミスの第二作目。今読んでいる途中。 こっちも主人公は犯罪プランナーで自らの手は染めない。しかしクインと違ってもっと悪に染まっている印象を受ける。クインより極悪かも(笑)。

Posted byブクログ