アバウト・ア・ボーイ の商品レビュー
36歳のウィルは亡き父の遺産で仕事もしないで悠々自適な暮らしをしている。 このどうしようもない男と、虐められっこのマーカス12歳が出会う事で展開されるストーリー。 どうしようもないんだけど憎みきれないウィルがマーカスとその母親と接点を持つ事で成長していく様と、マーカスがウィルと...
36歳のウィルは亡き父の遺産で仕事もしないで悠々自適な暮らしをしている。 このどうしようもない男と、虐められっこのマーカス12歳が出会う事で展開されるストーリー。 どうしようもないんだけど憎みきれないウィルがマーカスとその母親と接点を持つ事で成長していく様と、マーカスがウィルと接する事で成長していく様が楽しめる作品です。
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言葉にすると恥ずかしいけど、「正しい生き方」の一つのサンプル。やっかいごとに巻き込まれたくないと思いながらもマーカス少年のことをほっておけない主人公・ウィルの良心に心が洗われるよう。
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ハッピーエンドでもないし、なんだろう。みんなが何か問題をかかえていて、深刻なんだけど、時に喜劇。元気が出る。
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ニックの原作と映画はぜんぜん違うから、両方見て。 日常に飛び込んでくる、突然のハプニング(池のシーン)があるある・・、と思わせつつ、全体としては「ない」設定。ヒュー様カワイイ。
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映画がすごく良かったので、原作も読んでみたら、こりゃまた最高。 原作で深く掘り下げたウィルの独白を、補って余りあるヒュー・グラントの演技も最高。 大好きだー!
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「モラトリアム」(死語?)をテーマに描く作家は好きです。ニック・ホーンビイもその1人。テレビと雑誌と女性だけが人生の、働くことを知らない男と、奇妙な母親に振り回されつつもけなげに生きる少年の友情。逸脱にこそ真実があり、その真実とは「懸命に生きろ」ってことに尽きる。
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「僕のプレミア・ライフ」でイギリスのサカオタを、「ハイ・フィデリティ」でイギリスのロックオタを書いたニックの3作目。過去2作は趣味の世界で通じるものが無い人にはあまり受けないかもしれないが、これは万人向けか。結局精神的に自立しきれていない主人公のなよっとした物語ではあるのだが。
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