ザ・フィフティーズ(第1部) の商品レビュー
(2015/11/28) 巻末対談 越智道雄×町山智浩 原爆、水爆、マッカーサー、朝鮮戦争、GM、郊外住宅、スーパー、ホリデーイン、マクドナルド、テレビ、 アイラブルーシー、アイゼンハワー、キンゼーレポート、、、 アメリカ人がいかに画一化されていったかを描いたもの、なんていっ...
(2015/11/28) 巻末対談 越智道雄×町山智浩 原爆、水爆、マッカーサー、朝鮮戦争、GM、郊外住宅、スーパー、ホリデーイン、マクドナルド、テレビ、 アイラブルーシー、アイゼンハワー、キンゼーレポート、、、 アメリカ人がいかに画一化されていったかを描いたもの、なんていったらうがった見方すぎるか。 アメリカが一番輝いていた時代、1950年代をなぞった歴史本! 大量生産で安くいいものが供給できるようになり、それに踊らされた消費者は画一化し、 郊外に一戸建てを持ち、夫は勤めに、妻は家庭に。妻はテレビにかじりつき、性的には欲求不満、、、 選挙はテレビ時代に突入。 そんな中で一番興味深く読めたのがマクドナルドのチェーン店化。 これを成し遂げたのはマクドナルド兄弟ではなく、そこに部材を納品していてそのシステムにほれ込んだ レイ・クロック。 兄弟が作り上げたシステムを徹底させ、フランチャイズ化し、現在の大成功がある。 本人は大金持ちになっても質素倹約のスタイルを変えない。 やはり努力したものが成功するのだ、というところで、今のアメリカ人らしくなく? 読み物として一番よかった。 巻末に越智道雄×町山智浩の対談。そう、町山さんのたまむすびのpodcastが この本を手に取るきっかけだった。 アメリカって変な国だ。 レーガンはこの時代に戻したかった。さて安倍さんはどこに戻りたいのか? アメリカ支配から脱する世界か?それともお爺さんがそもそも活躍した戦前か? よくわからない。 最近の安倍批判、安倍降ろしは財務外務両省の陰謀か、はたまたホントに危ない首相か。 脱線。 そういえばこの本あと2冊ある。ぼちぼち読もう。 ルーズヴェルトからトルーマンへ 原爆から水爆へ マッカーシズム 朝鮮戦争 ダグラス・マッカーサー 水素爆弾 中国参戦 ゼネラル・モーターズの勃興 一戸建てを大量生産する ディスカウントショップ〔ほか〕
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2017年5月「眼横鼻直」 https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/library/plan-special-feature/gannoubichoku/2017/0501-5122.html
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高名なジャーナリストが50年代アメリカ社会をさまざまな人物から見ていく。個人的に印象深いのは、マクドナルドをチェーン展開させた人、ツーバイフォーなどの建築を考えだした人物か。文庫本全三巻で46章に分かれている。一気に読む必要なし。ハルバースタムの切れ味は相変わらずだ。アメリカ史に...
高名なジャーナリストが50年代アメリカ社会をさまざまな人物から見ていく。個人的に印象深いのは、マクドナルドをチェーン展開させた人、ツーバイフォーなどの建築を考えだした人物か。文庫本全三巻で46章に分かれている。一気に読む必要なし。ハルバースタムの切れ味は相変わらずだ。アメリカ史に興味がある人には最適な三部作。
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