見習い物語(上) の商品レビュー
18世紀のイギリスは…
18世紀のイギリスは、厳しいですね・・・こんな世界を行きぬいた人々に拍手を送りたいです。
文庫OFF
恐ろしい。 寝る前に読む本としては、暗くて心に重い。 読み進めるうちに、冷静さを取り戻す。 かつて存在していた、その時代の空気が見える。
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25年前、ハードカバーで福武書店(現ベネッセ)から出ていたときに読み、とても気に入っていた一冊。 岩波少年文庫に分冊で来ていると知り、嬉しくなって購入。 そのまま一年放置して、ようやく読み始めた。 暗いなあ。たしかにこんな味だった。 ロンドンの18世紀、下町に生きる少年少女たち...
25年前、ハードカバーで福武書店(現ベネッセ)から出ていたときに読み、とても気に入っていた一冊。 岩波少年文庫に分冊で来ていると知り、嬉しくなって購入。 そのまま一年放置して、ようやく読み始めた。 暗いなあ。たしかにこんな味だった。 ロンドンの18世紀、下町に生きる少年少女たち見習いの子供たちの世界。 泥臭く、けむりっぽく、猥雑で乱暴だけど、ここにある人の本当の生活の書き方が好きで、話しの巧みさにも感心して読んだ。 上巻で印象的なのは、産婆見習い、鏡職人、葬儀屋、質屋の話かなー。 冒頭の点灯夫の話も初読のときからすごく印象に残ってた。 huguenotユグノーを英語読みで大きな結び目というところ、児童書での翻訳が難しい箇所ですね。
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修行をする子どもたちのお話なんだけど、なんか愚痴っぽい話が多くて もう少し前向きなのがいいなあって思いました。
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18世紀のイギリス、ロンドン。いろいろな職業の見習いたちのショート・ストーリーというので、結構陰惨なものを想像していたのだが、大違い。最初の一編にそういう世相は映し出されるものの、全体的に明るくコミカル。そしてやや「神様万歳」。どことなくディケンズな香りがする。
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18世紀ロンドンの裏通り.点灯夫,産婆,質屋,葬儀屋,薬屋,印刷屋など,さまざまな職業の見習いの少年少女が日々切実な思いで生きていた.かれらの喜怒哀楽を,物語性ゆたかに印象的に描く,ユーモラスな12編の短編連作
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18世紀ロンドンの裏通り.点灯夫,産婆,質屋,葬儀屋,薬屋,印刷屋など,さまざまな 職業の見習いの少年少女が日々切実な思いで生きていた. かれらの喜怒哀楽を, 物語性ゆたかに印象的に描く,ユーモラスな12編の短編連作
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