大極宮(1) の商品レビュー
そのまま全部信用する…
そのまま全部信用することは出来ないが、三人の特徴が良くあらわれていて楽しかった。
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大沢オフィスに所属す…
大沢オフィスに所属する三人の内幕が楽しめる一冊。ファン必携。
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大沢オフィス所属の作…
大沢オフィス所属の作家、大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆきの三人が日常を綴った本。
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ファンにとってはとて…
ファンにとってはとても面白い本ですが、そうでなければ何が何だか全然分からない本です。
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好きな作家さんたちの…
好きな作家さんたちの本なので読みました。分かる話もあれば、分からない話もありますが、ファンの方は必見です。
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大沢在昌、京極夏彦、…
大沢在昌、京極夏彦、宮部みゆきの、三人の作家の生活がかいまみえます。しかし、宮部みゆきはゲームの話が多くてわかりませんでした。
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その名の通り、大・極…
その名の通り、大・極・宮の日記。ファンなら是非。興味深いです。しかし、内容をどうこういう読み物ではありません。
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大:大沢在昌=山椒大夫 極:京極夏彦=安寿 宮:宮部みゆき=厨子王 それぞれの作家は大沢オフィスにマネージメントを行ってもらっている。大極宮というHPを立ち上げて作家的日常をエッセイとして更新し続けている。 意外な一面がありすぎて驚きである。山椒大夫は仕事のみならずゴルフ、...
大:大沢在昌=山椒大夫 極:京極夏彦=安寿 宮:宮部みゆき=厨子王 それぞれの作家は大沢オフィスにマネージメントを行ってもらっている。大極宮というHPを立ち上げて作家的日常をエッセイとして更新し続けている。 意外な一面がありすぎて驚きである。山椒大夫は仕事のみならずゴルフ、釣り、別荘での生活で八面六臂だ。安寿はまさしくゲーマーでいつ仕事しているかわからないくらい。厨子王は見事に仕事が趣味と一致しているようでなんだか怖い。しかしこの中で読んだことがあるのは安寿ぐらいで変に他の二人のイメージがふくらみすぎる。 HPでの連載だから更新されたその時に読むのが一番ということであろう。その点雑誌での連載の違いが感覚的に伝わってきた。
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2002年角川書店発行の文庫本。三人の作家の日常を本人達の文で読む。多彩で多才ですねぇ。こういうの読むとイベントも行きたくなってしまう。そんな行動力もお金もないです、残念ながら。
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大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦の3人が所属する「大沢オフィス」(現「ラクーンエージェンシー」だそうな)には「大極宮」という名前の公式ホームページがあります。意味ありげな名前ですが、大沢、京極、宮部からそれぞれ一文字を取って並べただけなんだそうな。ちなみに宮部みゆきの近作には「宮辻...
大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦の3人が所属する「大沢オフィス」(現「ラクーンエージェンシー」だそうな)には「大極宮」という名前の公式ホームページがあります。意味ありげな名前ですが、大沢、京極、宮部からそれぞれ一文字を取って並べただけなんだそうな。ちなみに宮部みゆきの近作には「宮辻薬東宮」という本があるので、「大極宮」の命名は宮部みゆきなのではないかと推測しています。 3人の事務所の公式ホームページではありますが、それぞれの作家、もちろん宮部みゆきについても著作の一覧(便利です)があり、近況報告をしている「ブログ」もあるので、宮部みゆきの公式ホームページとしても機能しています。 この「大極宮」の過去のコンテンツに「週刊大極宮」というものがあります。毎週1回、3人が近況報告を綴ったもので、かつて(2001年2月から掲載が始まったようです)のインターネット上のコンテンツの雰囲気――軽薄で内輪受け満載の近況報告は近年のブログとは少し違う、かと言って出版されるような日記やエッセイとも違う、匿名掲示板やSNSが普及する前ののどかな空気がある独特のものです――を味わえます。また、過去のコンテンツと言いながらも、今現在でもなんの不自由もなく、2001年2月20日から2008年2月15日までのすべての回が閲覧可能です。 この本は、この「週刊大極宮」のうち、2001年2月20日から2002年3月8日までにアップされたものを編集して出版したものです。ホームページには日付順に掲載されており、例えば2001年2月20日分として大沢、宮部、京極それぞれの近況報告があった後、続いて2001年2月27日分として再び3人の報告がある、という掲載順になっていますが、これをまず作者別に、そしてそれぞれを日付順に並べ替えるなどの編集がされていること、そしてところどころに大沢、宮部、京極からのツッコミが入っていることなどの追加や編集はありますが、基本的に今でもネット上で読めるものが紙の本として出版されているものです。 さて、まず、果たしてそんなネットで無料で読めるコンテンツに本として金を払う価値があるかどうかですが、自分は買ってよかったと思っています。作者順に編集されているため、自分にとっては「宮部みゆきのエッセイ集」として読めるからです。 ただ、今のところ自分は、大沢在昌は新宿鮫シリーズを、京極夏彦は百鬼夜行シリーズを読んだことがあるだけの不真面目な読者ですので、このお二人のエッセイ集として楽しめるようになるのはもう少し先、その時は再読します。でも本音ではこのお二人の分は内輪ネタが多すぎてちょっと読むのが辛いと思っています。あ、京極夏彦さんがお好きなら、著述以外の活動がいろいろ書かれていますのでお勧めかもしれません。 肝心の宮部みゆきの担当分ですが、ゲームとの係わり方やプレイした思い出なんかが結構延々と書かれていて、ゲームに興味の無い方は読んでいて大沢、京極の担当分に輪をかけて読みにくいかもしれません。でも自分はゲーム好きですし、PS1にまだ力があり、PS2が絶頂を迎えようとしているこの頃はゲームが本当に盛り上がっていた時期で、さらに遊んだことのあるタイトルも頻出(ICOやらワイルドアームズやら)することもあってとても楽しく読み終えることができました。 ちなみに感動のあまり作者がノベライズを手がけることになったICOは本当に感動するので是非遊んでみてください。PS4で遊べます。そう言えば、ゲームを遊んで感動したのでノベライズしたくなる、って職業作家がやってるからそうは思わないけど、本質的には二次創作だよなあ、って思います。自分が気に入ったコンテンツを何らかの形で自分も参加したいとか語りたいとかって欲はプロアマ問わずにあるんだと、ちょっと感心した次第です。 あと、ちょうど「模倣犯」を上梓した時期だったようで、いろいろ話題が――本が厚いとかw――出ています。つい先日再読したばかりなので自分としてはいいタイミングで読んだもんだとうれしく思いました。 もう一つ、時事ネタで911の同時多発テロ事件で受けた衝撃が3人それぞれ取り上げられています。何かこうやって並べて見るとICOと911が同じ年だったんだなあって思います。あれは衝撃的でした…。 まとめると、今から読むんだったらネットで十分かなあと思います。3人のうち誰かのファンで、ネットでちまちま読むより紙で一気読みしたいと思うなら買ってもいいかもしれません。
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