幻想映画館完全版 の商品レビュー
ホラー大好き著者がお…
ホラー大好き著者がおすすめホラー映画を紹介、解説する。映画への愛がひしひし伝わってきます。解説や資料が充実していてかなり実用的な内容になっています。
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お勧めホラー映画を集…
お勧めホラー映画を集大成。本当に守備範囲の広い著者です。
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作者の小説のファンに…
作者の小説のファンには、マニアックすぎてちょっとつらい。映画好きならOK
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好みのジャンルかつホラー作家の映画評ということで読み始めたのだけれど、愚痴の多さに辟易。 もちろん愛あっての物言いなんだろうけど、自分には向かなかった。
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著者の小説は読んだことがないのですけれども、なんとなく映画評が読みたいなぁ…と思って手にした一冊であります。 この本自体、出版されたのが結構昔なこともあってアレですね、それとこの映画評連載自体がかなり長い期間にわたってなされたこともあって、所々時代を感じる記述がありますね…たと...
著者の小説は読んだことがないのですけれども、なんとなく映画評が読みたいなぁ…と思って手にした一冊であります。 この本自体、出版されたのが結構昔なこともあってアレですね、それとこの映画評連載自体がかなり長い期間にわたってなされたこともあって、所々時代を感じる記述がありますね…たとえばこの頃はまだレンタルされる媒体がDVDではなくVHSだとか…そんなことを含めての感想ですけれども、自分は割りと楽しめましたね! 著者の文章が良いのか…映画に関して全くと言っていいほど無知な自分でも不思議と読めちゃう文章でして…小気味良かったです。 ヽ(・ω・)/ズコー 巻末にある色々な映画に関するガイド? はあまりにもマニアックだし、書いているのが著者じゃないし…で読むのは止めました(笑) が、著者の文章は良かったですよ!! 何作か観たい映画もありましたし、しかし、著者が好きなのは基本的に怪談・ホラー系の映画でして、そういったものが苦手な自分は果たして鑑賞に堪えられるのか…乞うご期待!! ということでさようなら(!)…。 ヽ(・ω・)/ズコー
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佐々木譲には、こんな映画があったら素敵だなという、この世に存在しない空想の架空の映画ばかりをラインアップした『幻影シネマ館』と銘打った本がありますが、高橋克彦のこの本は、自宅に大画面スクリーンを設置して映画館に行かなくても毎日映画三昧に明け暮れている、映画狂の彼が愛して止まない怪...
佐々木譲には、こんな映画があったら素敵だなという、この世に存在しない空想の架空の映画ばかりをラインアップした『幻影シネマ館』と銘打った本がありますが、高橋克彦のこの本は、自宅に大画面スクリーンを設置して映画館に行かなくても毎日映画三昧に明け暮れている、映画狂の彼が愛して止まない怪奇幻想映画を紹介した本です。 私も、内臓が飛び出してどうのこうのというスプラッターは絶対駄目ですけれど、それ以外のホラーは好きでずいぶん古今東西の名作といわれる映画を見ていますが、さすがに邦画の守備範囲は弱くて、なんとか中川信夫の『東海道四谷怪談』と加藤泰の『怪談 お岩の亡霊』、それに森一生の『四谷怪談・お岩の亡霊』という三大作品や山本薩夫の『牡丹灯籠』は見ていますが、それ以外の『少年探偵団・妖怪博士』や『仮面の忍者 赤影』などまでには及んでいません。 でも、なんといっても高橋克彦の憎いところは、平気な顔をしてスラリと黒澤明の『羅生門』や鈴木則文の『文学賞殺人事件 大いなる助走』をあげて、このテーマの映画の奥の深さを心眼しているところにあります。 ふつうは随時、興味が湧けば見るというのが映画の見方かもしれませんが、テーマにそって見る・そのジャンルを徹底追及するという映画の見方もまた興味深いものです。
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