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青いリストバンド書店 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2012/03/07

「 心を心ですくいとる。その積み重ねが、本を読むということなんだよ。 」 弟が事故にあったのは自分のせいだと悔やんで、頑張ってきたサッカーも学校もやめて、弟とずっと一緒にいるんだと決意する主人公の「ぼく」。 そんな「ぼく」が自分の心を取り戻すまでを描いたとても優しい物語。 「...

「 心を心ですくいとる。その積み重ねが、本を読むということなんだよ。 」 弟が事故にあったのは自分のせいだと悔やんで、頑張ってきたサッカーも学校もやめて、弟とずっと一緒にいるんだと決意する主人公の「ぼく」。 そんな「ぼく」が自分の心を取り戻すまでを描いたとても優しい物語。 「?」と思う部分もあったけれど、八百年後の世界は面白い。 太陽はフルーツポンチが好物というのはとても素敵。 「ぼく」と弟がお互いに想い合っていることが伝わってくる。 大切な人の心に寄り添うこと、心で心をすくいとること、私はちゃんと出来ているだろうか? お兄ちゃんの心に寄り添い続けた弟がとても愛おしい。

Posted byブクログ

2009/10/04

主人公が、いつのまにかたどり着いた未来の世界のところのはなしがすき! 未来てほんとうにこうなってるのかも.... なんか寂しい。 この本自体はけっこうよかったです* あまり長くないし読んでみては!?

Posted byブクログ

2015/02/09

完璧にジャケ借りです(笑)気軽に読めそうだったし。 サッカーの試合の日、お守りの青いリストバンドを忘れた主人公の少年はそれを急いで持ってきて欲しいと家族に電話する。 しかしその途中、リストバンドを持ってきた弟が車にはねられてしまう。 自分のせいだと深く落ち込む主人公は、いつか弟が...

完璧にジャケ借りです(笑)気軽に読めそうだったし。 サッカーの試合の日、お守りの青いリストバンドを忘れた主人公の少年はそれを急いで持ってきて欲しいと家族に電話する。 しかしその途中、リストバンドを持ってきた弟が車にはねられてしまう。 自分のせいだと深く落ち込む主人公は、いつか弟が言っていた言葉を思い出して歩道の黄色いブロックに沿って歩くうち、不思議な場所へとたどり着いた…。というお話。  これはカテゴリ的には児童文学に入るのかな?なんだか大人も子どもも読めるような内容です 湯本香樹美さんや梨木香歩さんの小説みたいな。内容は少し柏葉幸子さんの『霧の向こうの不思議な町』に通ずる部分があります。 でももう少し白ネズミとドクトルライオンと書店の描写が見たかったなぁー。 とても暖かい良い世界観だったので。 白ネズミとドクトルライオンはめちゃくちゃ良いキャラです。特にライオン。大好き!!だから最後はグッときてしまいました。  この著者、専業小説家さんではないんですね。経歴に会社員と書いてありました。お仕事の傍らでの執筆は大変でしょうが今後の作品も楽しみにしています。

Posted byブクログ