造形集団 海洋堂の発想 の商品レビュー
「チョコエッグ」など…
「チョコエッグ」などでおなじみだったフィギュア造形集団 海洋堂の過去と現在がわかる1冊。コレクターだけでなく経営者にもお勧め
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海洋堂みたいだね。と言われることはあっても、逆はないんです。そこが海洋堂の強さなんでしょうね。 という関係者の言葉が言い表している。 宮脇親子とクレイジーな仲間たちの冒険譚。 今も続いている冒険は宮脇センムのインスタで楽しく拝見してます。
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フィギュアで有名な海洋堂の専務を務める著者が、これまでの歩みを振り返った本です。著者の父で館長の宮脇修や造型師たちの声も収められています。 貸本屋をしていた宮脇修が模型屋をはじめ、ガレージ・キットで歯科用の樹脂を使った模型をいち早くあつかい、食玩「チョコエッグ」で大躍進を遂げる...
フィギュアで有名な海洋堂の専務を務める著者が、これまでの歩みを振り返った本です。著者の父で館長の宮脇修や造型師たちの声も収められています。 貸本屋をしていた宮脇修が模型屋をはじめ、ガレージ・キットで歯科用の樹脂を使った模型をいち早くあつかい、食玩「チョコエッグ」で大躍進を遂げるまでの歴史が、当事者の視点から生き生きと語られています。文章もかなり「濃い」のですが、好きなものにこだわり続ける「造型集団」の雰囲気がよく伝わってきます。
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理想は職人の技術と商人の目利きを備えた「職商人(しょくあきんど)」。けれどそんな人は滅多にいない。ならば職人は、画家と画商よろしく、職人の心を知悉した人と手を組めばいい。海洋堂には、その関係があると思いました。職人のジャンルによっての得手不得手を専務が把握し、仕事を割り振る。苦手...
理想は職人の技術と商人の目利きを備えた「職商人(しょくあきんど)」。けれどそんな人は滅多にいない。ならば職人は、画家と画商よろしく、職人の心を知悉した人と手を組めばいい。海洋堂には、その関係があると思いました。職人のジャンルによっての得手不得手を専務が把握し、仕事を割り振る。苦手な分野は領域を分けて共作させる。見事な采配だと思います。
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結構傲慢な感じがする語り口なんですが、読了後ついつい食玩売り場へ行ってしまいました。フィギュア好きだ・・・
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村上隆の著書にも登場する、海洋堂。 そのサクセスストーリーのキーマンでもある造形師のボーメさん。 その怪しい名前の由来はボウシにメガネ。 つけたのは著者の専務(現時点では社長)。 中学生だというのに模型店海洋堂の実質店長(こども店長!)をやってたときの常連客のひとりの小学生だった...
村上隆の著書にも登場する、海洋堂。 そのサクセスストーリーのキーマンでもある造形師のボーメさん。 その怪しい名前の由来はボウシにメガネ。 つけたのは著者の専務(現時点では社長)。 中学生だというのに模型店海洋堂の実質店長(こども店長!)をやってたときの常連客のひとりの小学生だった。 社長=(昔も今も、館長。前社長。)は模型が好きだったわけではないという。 息子のために、まっとうな商売をと、当時子どもに人気の模型屋を選んだ。 海が好きだから海洋堂。 普通の模型店と違ったのは、完成品を常連客に作らせ展示したり、イベントを毎週開いたり。 さらには、スロットレーシング場を開いたり・・・流行の並にもまれていく。 ガレージキットの製作やキャラクター商品を経て、 チョコエッグの中に入った模型が大ヒット。 キャラクターものでない新たなビジネスモデルを作り、今の路線に。 そのコアコンピタンスは、館長=社長の破天荒な行動力と、 純粋に模型が大好きな息子の専務やボーメさんらの人材。 美術や技術教育を受けたわけでなく、 昼夜を問わず、半住み込みで、常務(=専務のお母さん)に食事の世話だけ受け、 毎日が学園祭のノリで模型作りに没頭しただけでもある。 しかし、お互いに作品を批評し(けなし)合い、技術を切磋琢磨してきた結果でもある。 主たる造形師はもう40代。つまり30年以上のプロ。 あと10年もしたら、人間国宝になるかもしれない。 モデルの原型製作の後の工程は 金型を香港の商社経由で中国で作っているとしか書いていない。 一個一個の完成品をどういった方法でこのクオリティに到達し、 どういった管理で維持できるのか? そこがもっとも興味あるところだ。
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ご存知「海洋堂」宮脇修一専務の本。 WAVE出版『「好きなこと」だけで生きぬく力』より、文体はやや拙い。 築き上げた実績や努力も書かれているが、裏切られた企業名も実名で登場。 その熱さが、宮脇専務の生の言葉だと伺える。 食玩など、それぞれのエピソードが読めるのもよい。 父 宮脇...
ご存知「海洋堂」宮脇修一専務の本。 WAVE出版『「好きなこと」だけで生きぬく力』より、文体はやや拙い。 築き上げた実績や努力も書かれているが、裏切られた企業名も実名で登場。 その熱さが、宮脇専務の生の言葉だと伺える。 食玩など、それぞれのエピソードが読めるのもよい。 父 宮脇修館長や、ボーメなど造形師諸氏のコメントも収録。 海洋堂に興味のある方には、お勧めの一冊。 参考までに、鈴木みそのルポ漫画「オールナイトライブ 6巻」(エンターブレイン) でも、3編に渡って海洋堂について描かれているので、読んでみるのも面白いと思う。
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ひさしぶりに海洋堂ホビーロビーに行ってみたくなった。 確か家にも海洋堂の「日本の野鳥」があったな、飾ってみるか
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特に印象に残った部分。 オタクの血の部分での違い (マニアとオタクの違い) マニアはマニアなんですが、その「ぬるい」というところの、ぼくらとの血の違い 「ぬるい」のは嫌い。 映画鑑賞とかくいじょうは最低でも月に5本は見なければいけない。 月に1本では「ぬるい」のです。 いっ...
特に印象に残った部分。 オタクの血の部分での違い (マニアとオタクの違い) マニアはマニアなんですが、その「ぬるい」というところの、ぼくらとの血の違い 「ぬるい」のは嫌い。 映画鑑賞とかくいじょうは最低でも月に5本は見なければいけない。 月に1本では「ぬるい」のです。 いったん好きと決めた限りは、使命感をもってでも見に行くのが当たり前 いい言葉だな。 てか、「館長」は高知出身なのね。 会ってみたい。
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食玩で、一躍有名になった海洋堂の専務さんが書いたエッセイ。 チョコエッグ事件についても書いてます。
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