デジタルを哲学する の商品レビュー
デジタル音痴である著…
デジタル音痴である著者が、現代社会の技術革新とネットワーク化を哲学的諸問題を通して見渡す、エッセイ集。
文庫OFF
入門書ということなのだろうが、さすがに内容が薄すぎ。また、著者が専門家なのにもかかわらず、変化にことごとく否定的な反応をしていて、センスの古さを感じさせる。テーマ自体は悪くないのにもったいない。当たり前かもしれないが、今読む意味はまったくないと思う。
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1997年から2002年にかけて、著者が新聞や総合誌に発表した論考やエッセイを収録した本です。 新しいメディアの登場とともにわれわれが直面することになった課題とは何かを明らかにするという一貫した姿勢のもとで、さまざまなテーマが語られています。 表面的な技術の変化にまどわされる...
1997年から2002年にかけて、著者が新聞や総合誌に発表した論考やエッセイを収録した本です。 新しいメディアの登場とともにわれわれが直面することになった課題とは何かを明らかにするという一貫した姿勢のもとで、さまざまなテーマが語られています。 表面的な技術の変化にまどわされることなく、現代の変化についての広角的な視野をとった考察が展開されており、なるほどと思わされたところも少なくありませんでした。ただ、短いエッセイを集めた本書の構成上やむをえないことなのですが、議論が突きつめられることなく、いずれの問題も深いところに根が張られていることを確認したところで、ただちに次のテーマへと移ってしまいます。著者の観点自体はそれなりに興味深いと思いますが、それだけにいっそう、議論が深まらないことへのもどかしさが募ってしまいます。
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黒崎政男氏の本は「哲学者クロサキの MS-DOSは思考の道具だ」から読んでいます。 どれもオススメできます。 本書は新書判ですが★★★★一読の価値ありです。 哲学者の文章はかくあるべし、つまり分かり易いのです。 古くなるようなつまらない情報本ではなく、時を...
黒崎政男氏の本は「哲学者クロサキの MS-DOSは思考の道具だ」から読んでいます。 どれもオススメできます。 本書は新書判ですが★★★★一読の価値ありです。 哲学者の文章はかくあるべし、つまり分かり易いのです。 古くなるようなつまらない情報本ではなく、時をおいて再読出来る本です。 サブタイトルに「時代のテンポに翻弄される“私”」とありますが、けっして翻弄などされてはいません。 本書はハードカバー2,000円で出版されても買って損はしません。
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「ライティングスペース」の著作権表記の引用が印象的だった。これを読んでいて時代の流れが早くなったのかなと思った。 PC&ネットが劇的に進歩した時代に居た事が幸運に思えた。
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