海辺のカフカ(上) の商品レビュー
村上春樹さんの小説を初めて読んだ。 でも読み進めていくうちに初めてではない事に気づいた。青年期に読んでいるはずだ。 刺し殺すシーンと魚が降ってくるシーン、幽霊に会うシーンが子供時代の心響き、そのシーンを読んだ瞬間に読んだ記憶が呼び戻された。 最後になってすっと一つ一つがリンクして...
村上春樹さんの小説を初めて読んだ。 でも読み進めていくうちに初めてではない事に気づいた。青年期に読んでいるはずだ。 刺し殺すシーンと魚が降ってくるシーン、幽霊に会うシーンが子供時代の心響き、そのシーンを読んだ瞬間に読んだ記憶が呼び戻された。 最後になってすっと一つ一つがリンクしていく。 それにしてもカタカナが多い どこかの会社の会議のようだ
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たまたまなのだけど新年明けてから 10代が主人公の小説ばかり読んでる この作品も主人公は15歳で 村上春樹さん特有の モチーフやディテールが 出てくるのだけど 主人公が若いと ちょっと不器用さがあって 新鮮な感じがする もう1人の主人公のお爺さんも ひょうひょうとしてユーモラス...
たまたまなのだけど新年明けてから 10代が主人公の小説ばかり読んでる この作品も主人公は15歳で 村上春樹さん特有の モチーフやディテールが 出てくるのだけど 主人公が若いと ちょっと不器用さがあって 新鮮な感じがする もう1人の主人公のお爺さんも ひょうひょうとしてユーモラス ページの紙質が和紙のような ちょっと変わった素材 単行本の醍醐味だなと思う
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ナカタさんが四国に向かう章は、人との関わり方とかから、フォレスト・ガンプを連想した。 ナカタさんに親切にしてくれた人たちみんな幸せになってほしい。
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村上春樹さんの著書を読むのは『ノルウェイ森』以来のうん十年ぶり。『ノルウェイ森』は、なんだかわからなかったけれど感動したという感想だった。なのでずっと避けてきけれど、先月、ニューヨークタイムズ紙が選ぶ21世紀の名著のReaders Pickでこの海辺のカフカと1Q84が選ばれてい...
村上春樹さんの著書を読むのは『ノルウェイ森』以来のうん十年ぶり。『ノルウェイ森』は、なんだかわからなかったけれど感動したという感想だった。なのでずっと避けてきけれど、先月、ニューヨークタイムズ紙が選ぶ21世紀の名著のReaders Pickでこの海辺のカフカと1Q84が選ばれていたので、思い切って読んでみました。 なーんだ、思ったよりも読みやすいやん、と思いました。 中3の家出少年・田村カフカと、60歳のナカタサトルを軸に話が進んでいきます。 同じ地区に住む2人ですが、面識はありません。 『カラスと呼ばれる少年』は田村カフカが作り出した幻なのか? ナカタさんはどうなるのか? そしてこの2人がどう出会うのか? 狂気あり、いい人たちあり、そしてそして謎がいっぱい! 下巻が気になるぅぅぅぅ。 なんで明日仕事があるんやゃゃゃ。
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騎士団長殺しの一部、二部に続き三冊目の村上春樹です。すごく面白いです。読むと他のお話を読んでいるときとは少し違うような独特な世界観です。好きな人は好きだと思います。下巻に詳しい感想を載せようと思います。
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たぶん10何年ぶりに読んだ。覚えているところも、そうでないところもあるが、村上春樹らしい話だな、と思いながら読み終わった。
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時間と空間が、あちこちに行き来する、不思議な展開です。これがどう繋がっていくのかなと思いながら読み進めました。そうしたら、上巻の最後でそれらが繋がり始めました。そして、さらに難解な話になりました。
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あるカフェにこの本が置いてあって、これを読み進めるためにカフェに通うようになった。しばらくストーリーのどことどこが繋がるのか分からなかった。最後の100ページほどでガツン、ガツンと数回の衝撃波を突如くらわされたかのような展開に瞳孔が開いた。この展開の先に、どんな話が待ってるのか。...
あるカフェにこの本が置いてあって、これを読み進めるためにカフェに通うようになった。しばらくストーリーのどことどこが繋がるのか分からなかった。最後の100ページほどでガツン、ガツンと数回の衝撃波を突如くらわされたかのような展開に瞳孔が開いた。この展開の先に、どんな話が待ってるのか。間髪を入れずに下巻を読もうと思った。
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かつて文庫を読み今回ハードカバーを再読する。 改めて村上春樹の物語の展開の巧みさを感ずる。父の呪縛から逃れ、四国に渡ったカフカ少年ともう一人の主人公ナカタ老人、二人の物語はパラレルに進む。今後二人の交点はどこに…?下巻の展開が愉しみだ。 再読して感じたことは、本作品は文章に正統な...
かつて文庫を読み今回ハードカバーを再読する。 改めて村上春樹の物語の展開の巧みさを感ずる。父の呪縛から逃れ、四国に渡ったカフカ少年ともう一人の主人公ナカタ老人、二人の物語はパラレルに進む。今後二人の交点はどこに…?下巻の展開が愉しみだ。 再読して感じたことは、本作品は文章に正統な純文学の香りがあると同時に作中人物が個性的で実に魅力的ということだ。今後の展開が如何にと思わせる推理小説の要素も持っている。やはり、村上作品の中で最も好きな作品だ。
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大きく分けて2人の物語りが章ごとに交互に語られる。 ・生きていける必要最低限の持ち物で、もう2度と戻れない旅に出たタフな15歳の少年。 ・猫と話が出来て、殺人を犯し、空からイワシやアジが降ることを的中させたナカタさん。 常識を取っ払った読書でしか味わえないカオス感。 何が現...
大きく分けて2人の物語りが章ごとに交互に語られる。 ・生きていける必要最低限の持ち物で、もう2度と戻れない旅に出たタフな15歳の少年。 ・猫と話が出来て、殺人を犯し、空からイワシやアジが降ることを的中させたナカタさん。 常識を取っ払った読書でしか味わえないカオス感。 何が現実なのか最早、夢なのかさえ分からない。 先の展開が全く読めないからずっとワクワクしている。 すべての物語が重なるところはどこになるのだろう。 下巻も楽しみ。
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