海に消えた神々 の商品レビュー

今野敏(著者)

2019/04/10

高校生が依頼人。バイトでためた50万円でなくなった沖縄の大学教授の無念をはらしてほしい。
教授の娘が転校してきてクラスメイト。彼女はユタ。神秘的な夢をみる。
教授の学説、沖縄はムー大陸。発掘した石版が捏造疑惑。それを苦に自殺で捜査終了
探偵石神、明智大五郎、長女で沖縄へ。
研究室を訪問。助手が助教授に昇格。次期副学長の教授。県警の刑事。スクープを書いた新聞記者。
教授に雇われていた兄弟ダイバー(弟は事故死)。沖縄の国会議員と副学長候補は幼馴染。
探偵の推理は警察の捜査に議員が圧力。基地反対の教授を殺した実行犯がいるのでは？
石版は記者の捏造。教授が副学長候補になるのを邪魔する為。石版は米軍保有写真資料。
記者は自分のせいで教授が自殺したと思った。
スクープ捏造が発覚するのを恐れ議員の名前を出して捜査に圧力をかけた。
探偵は犯人がダイバーだとわかり、会いに行く
兄弟は過酷なダイビングスケジュールに抗議。弟は工事で死んだのはそのせいだ。
教授を呼び出し、言い合いになり、倒してしまった。当たりどころが悪くて死んだ。
崖から遺体を落とし、自殺にみせかけた。県警には言わないと約束。
ダイバーが自首。
沖縄の海の遺跡、海底鍾乳洞に石神探偵(初心者)と助手の明智(ベテラン)が潜る。
二人の高校生は沖縄の大学に進み教授の研究をつぐことを誓った

2013/07/08

市立中央図書館。これから読む。
与那国島の当南端の沖合、海底に沈む巨大な石造遺跡。
紀元前1万1千年に滅んだ超古代文明が沖縄にあつた！？
かういふ話は海底の景色を想像してしまつてぞくぞくした。
面白い。

2009/10/04

元警察官の私立探偵が、自殺した地質学者の真相を調べる。舞台は沖縄、真っ青な海、空、真相は意外な展開を見せた。この作者の「極悪非道な人間はいない」と思わせる作風に安堵感を覚える。
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