北海道青空日記 の商品レビュー
30歳を機に、東京から北海道の廃屋の一軒屋に移住した、漫画家・はた万次郎。描かれている生活はまさにワイルドライフという言葉にふさわしい豪快なもので、こういう生活もひとつの「かたち」だなと思います。 この本を手にとったのはまったくの偶然で、筆者は北海道出身で、主にジャンプで活躍...
30歳を機に、東京から北海道の廃屋の一軒屋に移住した、漫画家・はた万次郎。描かれている生活はまさにワイルドライフという言葉にふさわしい豪快なもので、こういう生活もひとつの「かたち」だなと思います。 この本を手にとったのはまったくの偶然で、筆者は北海道出身で、主にジャンプで活躍した漫画家なんだそうです。ですが僕は不勉強のおかげで作者のことはまったく知りませんでした。その作者が一念発起をし、30歳を機に、東京から北海道の廃屋の一軒屋に移住した、その日常を記したコミックエッセイです。 描かれている世界では都会ではまずありえないような世界の連発で、冬はトイレのうんこが凍りつき、あたかも富士山のような山を作り、道を走れば鹿をはね、ボンネットをへこませる。山に登ればクマと遭うわというなんともワイルドな生活がほのぼのとしたタッチで描かれております。 筆者の移住したところは北海道でもかなり奥地のほうで、生活には車が必需品。風呂のない筆者の家から車で、先頭に通うという場面も面白く読めました。彩を添えるのはつりで取れた魚と山で取れた山菜。愛犬ウッシーと三匹の猫。そして地元の人ともやり取りが「狭い町」の濃密な付き合いで多少辟易しながらも、漫画を描いて日々を過ごす筆者も生き方は、それはそれでアリであるとそんなことを考えながらページを進めておりました。 さっと読めるので清涼剤として読んでいただければ幸いに思います。
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田舎ライフを満喫している作者の日常を描いたコミックエッセイ。田舎での日常といっても、面白いネタがいっぱいありそうです(笑)
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作者のはた万次郎氏が北海道に移り住むことになってからの日々を書いているのだけど、なんて言うか、毎日楽しそうだとしかいいようがない。この人は、日常を楽しく暮らす天才なのかもしれない
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