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グローバリゼーションとは何か の商品レビュー

4.4

14件のお客様レビュー

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2019/12/10

そうなんだな。企業でも採用基準改めなきゃいけないよね。 正社員でも契約社員でも派遣社員でもない。 いわば独立「仮」社員コースを設けてですなぁ・・・ まあ無職よりはマシな感じにしてだ。 一応社員だよと。ただし、おまえ等の頑張りしだいだよと。 頑張るわ頑張るわ…とはならないのでしょう...

そうなんだな。企業でも採用基準改めなきゃいけないよね。 正社員でも契約社員でも派遣社員でもない。 いわば独立「仮」社員コースを設けてですなぁ・・・ まあ無職よりはマシな感じにしてだ。 一応社員だよと。ただし、おまえ等の頑張りしだいだよと。 頑張るわ頑張るわ…とはならないのでしょうか? ただし、給料は上にしとかないとね。頑張った分だけ上です

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2015/01/02

グローバリゼーション研究という研究領域があるとすれば、その何よりの課題は既存のナショナルな思考様式をどのように批判し、組み替えるのtかということから始めることになる。 政治であれ経済であれ、あるいは文化も思想も、これまでの研究は当然のことながら、あるナショナルな存在をあらかじめ前...

グローバリゼーション研究という研究領域があるとすれば、その何よりの課題は既存のナショナルな思考様式をどのように批判し、組み替えるのtかということから始めることになる。 政治であれ経済であれ、あるいは文化も思想も、これまでの研究は当然のことながら、あるナショナルな存在をあらかじめ前提としてきた。

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2014/04/12

[配架場所]2F展示 [請求記号]080/H-2 [資料番号]2003107196、2006110360

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2014/02/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3章の地図を土台にしたグローバル論はとても面白かった。グローバル化の実践される舞台は、政策などといった具体的な場を通じて、であって決して空中の抽象的な場で為されているわけではない。 他にも5章において、生命の再生産過程に市場が侵入してきているため資本がナショナルな制約を受けることがなくなった。確かにこの「生命」という分野にまで完全に市場が入ってきたことによって、功罪はあるだろう。けど、何が問題かというとこの人が指摘しているように「グローバル化時代の新しい貧困の形は排除」である、ということ。 そしてその排除、アクセスできないことの原因は個人に帰する。 生命の再生産過程によって利益を得る人もいる一方、そこにアクセスができない人は「生命」分野において排除がなされる。さらにこの実践は政策を通じて具体的な場であらわされる。だからこそ、対抗論はそこにヒントがある。としている。 いや、面白かった。 地図の話も面白かった。

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2013/01/18

半分くらいまで流し読みして積読ことに。でも読み返すことはきっとないな。流し読みだからってのもあるかもしらんけど、内容にイマイチ引き込まれなかった。漠然とした題材だから、どうしてもそういう筆致になってしまうものなのかもしれないけど。

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2012/05/18

脱領域性、脱中心性、 外からの恐怖によって生み出された共通の敵に対する集団意識が、国家ネーションを生んだ。 画定された境界を超えてゆく活動がグローバリゼーション。 無国籍な文化は、地域を超え世界的な共通経験を創り出すが、場の共通感覚の解体としても機能する。 価値観、生活様...

脱領域性、脱中心性、 外からの恐怖によって生み出された共通の敵に対する集団意識が、国家ネーションを生んだ。 画定された境界を超えてゆく活動がグローバリゼーション。 無国籍な文化は、地域を超え世界的な共通経験を創り出すが、場の共通感覚の解体としても機能する。 価値観、生活様式を共有するものは場所よりも、職業、貧富の差により影響される。 モノの生産が記号を生むのではなく、記号の生産がモノを作る。 現代の製造業は、生産部門を持つマーケティング会社。 発展途上国と多国籍企業の関係 発展途上国の工業化は、経済自立を目指した内向きの輸入代替戦略ではなく、輸出志向型の開発戦略を採ることでしか経済成長は出来なくなっている。 発展途上国の政府は、税制の優遇措置や、労働者の権利の制限をし、輸出加工区を建設し、企業の低賃金の下請け部門となる。 経済成長はより多くの雇用 を作り出せない。 移民労働者とwtc グローバリゼーションを批判しつつナショナリズムに陥らないために

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2012/01/06

非常に刺激的な本で驚倒した。 国家よりも強力な力を持つに至るであろうグローバリゼーションの流れが、弱肉強食の世界を招く。格差は拡大し底辺の人々は貧困に喘ぐ他なくなる。 人間が人間社会の維持を図るためにも考え対策を打つ必要がある。

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2011/05/25

[ 内容 ] 一九七〇年代以降、近代世界は新しい世界秩序への解体と統合の時代に入った。 国民国家に編成されてきた資本と労働と商品は、国境を越え、ジェンダーや家族の枠組みを壊し、文化と政治・経済の領域性や時空間の制約すら越境し、新たな貧富の格差の分断線を引き始めている。 あらゆる領...

[ 内容 ] 一九七〇年代以降、近代世界は新しい世界秩序への解体と統合の時代に入った。 国民国家に編成されてきた資本と労働と商品は、国境を越え、ジェンダーや家族の枠組みを壊し、文化と政治・経済の領域性や時空間の制約すら越境し、新たな貧富の格差の分断線を引き始めている。 あらゆる領域を越え、社会の再編を迫るグローバル資本。 その新たな世界経済の編成原理とは何か。 [ 目次 ] はじめに(時代を切り取るキーワード 二〇世紀という時代 ほか) 第1章 グローバリゼーションの課題は何か(用語としてのグローバリゼーション 「インターナショナル」から「グローバル」へ ほか) 第2章 時代としてのグローバリゼーション―空間と時間(グローバリゼーションのタイムスパン グローバル―近代のメダルの表と裏 ほか) 第3章 グローバリゼーションをマッピングする(グローバリゼーションの場と対抗 グローバリゼーションを具体化する「場」 ほか) 第4章 グローバル資本の世界経済秩序―資本のフレキシビリティの回復(転換期としての一九六〇年代 多国籍企業の台頭 ほか) 第5章 グローバル化の脱統合と再統合(排除による新しい貧困 グローバル化によるローカルな空間の崩壊 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/09/03

政治学、経済学、社会学・・・すべての社会科学を学ぶ人が一度は触れるグローバリゼーション。その導入本としてはベスト。 グローバリゼーションは単に、ヒト・モノ・カネの国境を超える移動ではない。もしそうだとしたら、20世紀初頭の帝国時代の英国の植民地化政策のよほど「グローバリゼーショ...

政治学、経済学、社会学・・・すべての社会科学を学ぶ人が一度は触れるグローバリゼーション。その導入本としてはベスト。 グローバリゼーションは単に、ヒト・モノ・カネの国境を超える移動ではない。もしそうだとしたら、20世紀初頭の帝国時代の英国の植民地化政策のよほど「グローバリゼーション」だと言える。 現代のグローバリゼーションとは、多国籍企業とそこで働く人々の目的を最大化するイデオロギー的なものである。彼らに取って自分達の行動を抑制しようとする規制は妨げ以外のなにものでもない。あらゆる手段で、規制や自分達にとって不利な政策を排除する。その力は、最大の力を持っていた国家権力よりも強大だ。 その帰結として瓦解した国家のセーフティーネット機能(たとえば失業保険、健康保険、年金)や資本の再配分機能も弱体化する。格差が世界全体に蔓延しはじめる。 この現状をどう生きるべきか?ここから先は一人ひとりが向きあい、考えなければならない問題。

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2009/10/23

ゼミの課題図書。 グローバリゼーションという言葉は多用するけれども、使う文脈によって意味も用途もかわるしその定義も様々。グローバリゼーションの発展は日本にとって幸か不幸か 以下アマゾンより引用⇒ 一九七〇年代以降、近代世界は新しい世界秩序への解体と統合の時代に入った。国民...

ゼミの課題図書。 グローバリゼーションという言葉は多用するけれども、使う文脈によって意味も用途もかわるしその定義も様々。グローバリゼーションの発展は日本にとって幸か不幸か 以下アマゾンより引用⇒ 一九七〇年代以降、近代世界は新しい世界秩序への解体と統合の時代に入った。国民国家に編成されてきた資本と労働と商品は、国境を越え、ジェンダーや家族の枠組みを壊し、文化と政治・経済の領域性や時空間の制約すら越境し、新たな貧富の格差の分断線を引き始めている。あらゆる領域を越え、社会の再編を迫るグローバル資本。その新たな世界経済の編成原理とは何か。

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