怪談 牡丹灯篭 の商品レビュー

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30件のお客様レビュー

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あの「牡丹灯篭」です…

あの「牡丹灯篭」です。円朝です。実は明治の作です、って知ってますよね?漱石が口語体文学の参考にしたとかしないとか。なんて話はともかく、面白いです。8月8日は円朝忌、どうぞ。

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怪談と仇討ちが合わさ…

怪談と仇討ちが合わさった日本人好みの話です。

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授業で必要だったので…

授業で必要だったので気乗りしないまま読んだのですが、読み始めるとこれが面白い。びっくりしました。いくつかのストーリーが交互に語られていて、それがいい所で別の話に移るので、気になってしかたありません。

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2026/03/31

 怪談牡丹灯籠といえば、円朝の代表作、言文一致の先駆的作品といったことで有名だし、カランコロンという下駄の音を鳴らして好いた男のもとに通い詰める幽霊話という程度の知識は持っていたが、実際読んでみたら大分思っていたのとは違った。  旗本の娘お露は、浪人の萩原新三郎に焦がれ死にしてし...

 怪談牡丹灯籠といえば、円朝の代表作、言文一致の先駆的作品といったことで有名だし、カランコロンという下駄の音を鳴らして好いた男のもとに通い詰める幽霊話という程度の知識は持っていたが、実際読んでみたら大分思っていたのとは違った。  旗本の娘お露は、浪人の萩原新三郎に焦がれ死にしてしまう、しかし女の一念からか幽霊となった彼女は供の女中を連れて夜な夜な新三郎のところに通い逢瀬を重ねる、幽霊に取り憑かれた萩原は日々衰弱してしまい、それを知って心配した周囲の者の手助けで高僧からお守りや御札を頂戴したのだが、遂には…、というように話は進むのだが、本作ではこの筋とは別の話が進むことになる。  そちらの筋では、お露の父は主要な登場人物の一人なのだが、「この間お嬢様がお逝れになって」と一言で済まされてしまうほどで、幽霊話と全く関係はなく、お露の父と彼に仕える忠義者の孝助との不思議な因縁と、亡き主人を思っての孝助の仇討ちを巡る話となる。  終盤、偶然性の強いちょっと押し気味の展開は気になるが、興味を最後まで引きつけるところは流石だと思ったし、幽霊譚そのものにも“ええ、そうだったの"と驚くような真相が明かされたのには参った。  口演を速記術により活字化したものとのことだが、明治初頭の作というのに実に読みやすい。    

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2026/02/21

それは何ゆえ縁が切れたと仰しゃいます、なるほど親は乱酒でございますから、あなたも愛想が尽きて、私の四ツの時に置いてお出になった位ですから、よくよくの事で、お怨み申しませんが、私は縁は切れても血統は切れない実のお母さま、私は物心が付きましてお母様はお達者か、ご無事でおいでかと案じて...

それは何ゆえ縁が切れたと仰しゃいます、なるほど親は乱酒でございますから、あなたも愛想が尽きて、私の四ツの時に置いてお出になった位ですから、よくよくの事で、お怨み申しませんが、私は縁は切れても血統は切れない実のお母さま、私は物心が付きましてお母様はお達者か、ご無事でおいでかと案じてばかりおりましたところ、こんど図らずお目にかかりましたのは日頃神信心をしたお蔭だ、殊にあなたがお手引をなすって、お国源次郎を討たせて下さると仰しゃッたから、この上もない有難いことと喜んでおりました、それを今晩になってお前には縁がない、越後屋に縁がある、あかの他人に手引をする縁がないと仰しゃるはお情ない

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2025/08/11

11日は三遊亭圓朝(1839-1900)の圓朝忌です。奇しくも真夏、怪談噺にうってつけで御座います。 圓朝の61年の生涯は、その半分が幕末、ほぼ半分が明治。それだからこそ、江戸時代民衆の心情や武家社会の決まり事を如実に写し取って、尚且つ因果応報のエンタメ怪談や近代的な演目を演れ...

11日は三遊亭圓朝(1839-1900)の圓朝忌です。奇しくも真夏、怪談噺にうってつけで御座います。 圓朝の61年の生涯は、その半分が幕末、ほぼ半分が明治。それだからこそ、江戸時代民衆の心情や武家社会の決まり事を如実に写し取って、尚且つ因果応報のエンタメ怪談や近代的な演目を演れたのだと推察致します。 牡丹灯籠は怪談噺が有名になった後に、きちんと速記本として刊行されたそうですから、是非とも落語Liveで聴きとう御座いました。ありました、audibleに一つのみ。「三遊亭遊馬独演会 怪談牡丹灯籠(前編)」。前編とはありますが、感想コメントに、「前編とはありながら、全編あります」とあったので、安心して聴いていったので御座います。因みにどうしてもブクログ登録できなかったので、他の本で代用しました。ごめんなさいm(__)m 恥ずかしながら、名称のみは、身共の短い一生のうちでも何度も何度も耳にしたのでは御座いますが、中身はあまり知りませんでした。ところが、聴いてるうちに、カランコロンとお露とお付き女中およねの駒下駄の音がイケメン新三郎の所にやってきて、貼られたお札に歯軋りする段に参りますと、あゝあれね、となりました。世の怪談のお約束通りに、お札はある人物の欲のために剥がされます。現代的な怪談と違い、近代の怪談は新三郎さん、とり殺されちゃうんですね。しかも、肝腎要の殺される場面は御座いません。真に怖い場面は隠すので御座いますよ。元々は恋仲だったお二人ですから、それも良かろうという人情があるのでしょうか。 今回聴いて調べてビックリしたことが2つ御座います。 幽霊の出る場面は、audibleでこそ、最後の方で展開されますが、どうやら元のお話全体の一部分でしかないようなので御座います。このあと、青空文庫で全話読みましたが、audible最初の頃にありました、お露のお父さんと手打ちにした酔っぱらい息子との因縁、お父さんと妾お国と密通相手の源次郎との因縁、お露さんと図ってお札を剥がした家来夫婦の因縁話、つまりは普通の人間たちの殺し殺されるお話が絡まって進むお話だったので御座います。結局、性欲とお金を巡る欲は、人の心の闇は、幽霊よりも怖いというお話でした。つまり、audibleは「前半」どころか、全体話の1/3も語っていなかったので御座います。コメント欄、ファクトチェックせずに信じちゃいけないということですよね。 それでも、なお、audibleで先ず聴いて良かったと「ビックリ」致しました。江戸庶民とお武家様との関係が、そしてお武家様の中でも、旗本主人と浪人との関係、主筋と分家次男との関係、妾の立場などが、つまり江戸時代を体験した者のみにわかる事柄が、会話の端々からだけでもよくわかるのです。人斬りの前には必ず鯉口を切ったり所々、かなりリアルなので御座います。実際には全二十一夜以上をかけて、「この次は明日」と話した大作のようです。テレビドラマのなかった時代に、なんとまあ贅沢な連載だったことでしょうか。 三遊亭遊馬さん、えらそーで申し訳ないのですが、本格で、かなりお上手でした。

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2025/05/13

落語の公演を速記しただけあって読みやすい。口語であり殆ど会話なので難しい話ではない。文久年間に成立したようなので勧善懲悪もの。牡丹燈籠を持って男のところに出向く幽霊のイメージが強かったが、前半は幽霊もの、後半は復讐もののようになっている。

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2024/10/03

#100奈良県立図書情報館ビブリオバトル「古典」で紹介された本です。 2019.3.16 https://m.facebook.com/events/2271985816457260?view=permalink&id=2294499440872564

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2024/07/29

当たり前ですが昔の言葉なので読みにくいです。 お露さんと新三郎さんの恋物語が有名ですが、私は孝助の敵討の話が好きでした。怪談というけれどほぼ人間ドラマです。怪談の部分はやっぱり落語で聞くのがおすすめです。映画もあるみたいです。 人間関係が複雑で少し読みづらいところもありましたが、...

当たり前ですが昔の言葉なので読みにくいです。 お露さんと新三郎さんの恋物語が有名ですが、私は孝助の敵討の話が好きでした。怪談というけれどほぼ人間ドラマです。怪談の部分はやっぱり落語で聞くのがおすすめです。映画もあるみたいです。 人間関係が複雑で少し読みづらいところもありましたが、内容は面白いし、ラストもハッピーエンド?で良かったです。

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2023/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2023.9.15読了。 天才三遊亭円朝の作品。 三大怪談の一つ。 幕末明治に活躍したレジェンド噺家のお話を速記したものを現代訳したとのことだったが、びっくりするほど読みやすく、とにかく面白い。 怖さは薄めで、萩原新三郎の下へ死んだお露とお米が夜な夜なカランコロンと音を立てて通うおなじみの幽霊譚よりもむしろ、お露の父親である飯島平太郎と草履取の孝助、悪女のお国と源次郎、思わず悪人になっていく伴蔵とその犠牲となるみね等々の物語の方に興味が掻き立てられる。 印象に残ったのは、敵討ちという風習が尊ばれていた時代の空気と、人の生死に固執しないあっけらかんとした死生観、武士の美学といったところ。 次は「真景累ケ淵」にも挑戦したいと思う。

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