琥珀色の記憶 の商品レビュー

奥原哲志(著者)

2018/04/24

～映画に誘ってお茶飲んで　男の手口はみな同じ～♪　そんな歌がありました(^-^)　昭和３０年代～４０年代、喫茶店全盛の時代、私も２０代でしたｗ。奥原哲史　著「琥珀色の記憶　時代を彩った喫茶店」、２００２．５発行。らんぶる、田園、ライオン、白鳥などの名曲喫茶にジャズ喫茶（テネシーなど）や民芸喫茶。銀巴里、白十字、ローレルなどの純喫茶に歌声喫茶（灯など）。神田、学生街の喫茶店には、ショパン、エリカ、きゃんどる、オリオンなど。荻窪の邪宗門は森茉莉さんの書斎兼リビングでしたねｗ。

2016/08/21

昭和30年代から40年代を彩った純喫茶の写真やコラムを多数収録。もっぱらチェーン展開されてるカフェにばかり通いがちなため、このような純喫茶には憧れてしまう。内装や器のこだわり、そしてジャズ喫茶…。15年ほど前にジャズ喫茶に行ったことがあるのたが、同行した友人ふたりは終始退屈そうで申し訳ないことをしたものだ。やはりジャズ喫茶や純喫茶はひとりで古ぼけた文庫本を片手にふらりと立ち寄りぼんやり思索にふけりコーヒーを味わう場所なのかなと思う。純喫茶は減ってきているとは思うがチェーン店に負けないでいてほしい。

2009/10/04

ちょっと古過ぎてわからない。もうすこし最近の時代の話のを読みたかった。私の世代だと喫茶店は少し贅沢だけど、母くらいの世代だともっと身近だったみたいで、子供の頃はよく連れていってもらったなあ。そのへんの頃の本が見たいものだ。

2009/10/04

個々の喫茶店の歴史の紹介と喫茶店自体の興隆の歴史について。青蛾、風月堂、DIG、すゞや、早稲田文庫などについて。昭和32年の新宿を中心に書かれている。昭和32年を新宿の喫茶店で過ごした人にとって見れば、スバラシイものであろうが、知らない人なので、読んでいてもなるほどねぇ〜程度の反応しかできない。