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“全身漫画"家 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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東京大学物語の作者の…

東京大学物語の作者の、情熱と高い志、想いがすごく強く伝わってきて、感動しました。

文庫OFF

2022/11/16

 ノルシュテイン『話の話』、水木しげる『河童の三平』、永井豪『デビルマン』を讃える辺りは熱が入っていてよかった。自作のあらすじは錯綜していて読みにくかった。  著者は今、活動していないようである。年齢的に性欲が枯れてからでは難しい作風であろう。

Posted byブクログ

2013/09/08

なぜ漫画家を目指したか。 なぜ教師になったか。 そして、なぜ教師を辞め再び漫画家を目指したか。 興味は尽きない。 漫画に託したこと 各作品で伝えたかったこと 敢えて暴走したことなどが綴らる。 僕は、ほとんど江川作品は読んでいない。 しかしこの本の狙いも、江川作品を読んでいない...

なぜ漫画家を目指したか。 なぜ教師になったか。 そして、なぜ教師を辞め再び漫画家を目指したか。 興味は尽きない。 漫画に託したこと 各作品で伝えたかったこと 敢えて暴走したことなどが綴らる。 僕は、ほとんど江川作品は読んでいない。 しかしこの本の狙いも、江川作品を読んでいない人、あるいは漫画そのものを読んでいない方に向けて書かれている。 僕は漫画家を目指し、今尚読むことだけは止めない。 だから、漫画家としての思考に興味があった。 ただ「デビルマン」好きという価値観だけは共有していることは知れて良かった。

Posted byブクログ

2012/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江川氏は読者のことを気にしすぎなのでは? 人気が落ちてきたからといって、人気回復の為 に手をうったとかそういう話が本のなかに出てきて、 知らない方がよかった。

Posted byブクログ

2012/01/09

高校教師から漫画家へ転身した江川達也の自伝(正確にはインタビューを文章に起こしたもの)。自分の経験を下敷きにしたBE FREE!、ドラえもんのアンチテーゼとして描いたまじかる☆タルるートくん、学歴社会や洗脳について批判しようとした東京大学物語・GOLDEN BOYなど、自身の作品...

高校教師から漫画家へ転身した江川達也の自伝(正確にはインタビューを文章に起こしたもの)。自分の経験を下敷きにしたBE FREE!、ドラえもんのアンチテーゼとして描いたまじかる☆タルるートくん、学歴社会や洗脳について批判しようとした東京大学物語・GOLDEN BOYなど、自身の作品について解説しており、江川氏の考え方や人柄が表れていて興味深い。もっとも注目すべきなのは「なぜあれだけ打ち切り作品を多く世に出してしまったか?」という点だ。商業的な成功と描きたいものとの間の葛藤に苦悩している様子もうかがえる。一癖も二癖もありそうな人だが、一読者としてもっと彼の作品を見てみたいと思う。連載ではなく、描き下ろしにすれば、自分の描きたいものが描けるのではないか。

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2010/10/27

へーこんなことを考えてるんだー、と思いつつ 実は彼の漫画は昔『BE FREE!』を友人に借りて 途中まで読んだくらいしかないような気がする。 もうずーっと漫画自体は読んでないが、漫画にかかわる本は好きで読む。 http://takoashiattack.blog8.fc2.com...

へーこんなことを考えてるんだー、と思いつつ 実は彼の漫画は昔『BE FREE!』を友人に借りて 途中まで読んだくらいしかないような気がする。 もうずーっと漫画自体は読んでないが、漫画にかかわる本は好きで読む。 http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1316.html

Posted byブクログ

2010/07/08

実際に江川達也が書いたのではなく,ジャーナリスト鈴木隆祐が江川達也にインタビューして書いたものとのこと。 江川達也のマンガは連載しているのをときどき読む程度で,通して読んだことがあるのは「BE FREE!」のみ, しかもその内容はうろ覚え。 他の作品も読んでみたくなったが,たぶ...

実際に江川達也が書いたのではなく,ジャーナリスト鈴木隆祐が江川達也にインタビューして書いたものとのこと。 江川達也のマンガは連載しているのをときどき読む程度で,通して読んだことがあるのは「BE FREE!」のみ, しかもその内容はうろ覚え。 他の作品も読んでみたくなったが,たぶんブックオフの立ち読みで。

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2009/12/25

いやーな感じの1冊。 教師していたときは、 「俺の授業がわからないのは、バカだからだ!」 と言い、マンガ家になってからは、 「俺のマンガがわからないのは、バカだからだ!」 と言う。 いや、実際にそう言っているというわけではないのですが、要するにそんな話をしている。 どこ...

いやーな感じの1冊。 教師していたときは、 「俺の授業がわからないのは、バカだからだ!」 と言い、マンガ家になってからは、 「俺のマンガがわからないのは、バカだからだ!」 と言う。 いや、実際にそう言っているというわけではないのですが、要するにそんな話をしている。 どこまで、えらい人やこの人は。 えーと、インタビューした人が江川達也になりきって書いたというつくりのこの本。そう、実際は、江川達也の本音を伝えているのではないのかもしれません。 もちろん、賢い江川達也のことですから、そうやって自分に直接批判がくるのをかわすというのも、計算済みなんでしょうねぇ。 なんというか、あまりにもセコい。 そういうセコい計算の上でなりたっているマンガが……やっぱり、おもしろくはないと思います。 どうしても、あの熱狂的な「BE FREE!」の暴走(大好きだった)を覚えているだけに悲しいのですが、今の「計算している」とうそぶいている江川達也は、おもしろくないのです。 残念。

Posted byブクログ