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ドレフュス事件のなかの科学 の商品レビュー

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2012/06/04

フランス史三大“恥辱”の一つであるドレフュス事件を扱う。特に19世紀後半に勃興してきた科学信仰(心理学、筆跡学、人格測定法など)がいかに事件の捜査を誤らせたかを追究している。これほどドラマ(しかも三面記事的な)と教訓に富んだ事件はない。ドレフュスには悪いが、面白い。 ゾラ以前の...

フランス史三大“恥辱”の一つであるドレフュス事件を扱う。特に19世紀後半に勃興してきた科学信仰(心理学、筆跡学、人格測定法など)がいかに事件の捜査を誤らせたかを追究している。これほどドラマ(しかも三面記事的な)と教訓に富んだ事件はない。ドレフュスには悪いが、面白い。 ゾラ以前のドレフュス擁護派(ベルナール・ラザールなど)の活動に光を当てているのも興味をひかれる。

Posted byブクログ

2011/09/17

内容は ドレフュス大尉が裏切り者にされた冤罪事件の 経緯を、反ユダヤ主義のイデオロギーや 科学と称された非科学と権力の関わりなどから見ていく。

Posted byブクログ