映画は予告篇が面白い の商品レビュー
予告編制作の舞台裏。…
予告編制作の舞台裏。予告編の作り方いかんで、その映画のヒットの行方が決まるということで、彼らは腕を振るい、観客はそれに乗せられたりだまされたり。私は見たい映画の予告編は見ないことにしていますが、経験上、予告編で面白そうだったのに限ってつまらないことが多いのは、なぜ?そんな素朴な疑...
予告編制作の舞台裏。予告編の作り方いかんで、その映画のヒットの行方が決まるということで、彼らは腕を振るい、観客はそれに乗せられたりだまされたり。私は見たい映画の予告編は見ないことにしていますが、経験上、予告編で面白そうだったのに限ってつまらないことが多いのは、なぜ?そんな素朴な疑問も、少しは解決してくれるかも?
文庫OFF
うーん。ちょっと期待はずれ、説明部分が長すぎるし、せっかくなんだからもっと読ませるように書けないものか、面白いエピソードとかももっとあった方がいい、後半はなんだか会社の紹介文を読んでるみたい。
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面白かったし、なるほどーと思わされる所がたくさん。 でも興味がない人にとったら、制作過程の細かい流れとか、実質的なことはわからないんじゃないかと思う。 予告篇業界を引っぱっている職人さんたちの思考が覗けたのはよかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
映画の予告編をつくる会社があるとは知らなかった。 つくっている人たちはその作品とずっと向き合っているから、どこが面白く、どこを切り取ったらよいのかわからなくなってしまうのかもしれない。 だから、本編をうまく切り取ってヒトの「興味」にうまくひっかかる何秒かの映像を編集する専門の会社があるのだと。 まー、だから、予告編がむちゃくちゃ面白くても本編はどーにもつまらなかったりしちゃうのだろうな。 本編を観た後に予告編をもう一度見たりするとものすごく「だまされた感」を味わってしまうのだけど、予告編は「予告」というよりもひとつの「作品」だよなあと読んで納得。
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「予告編は広告ではなく作品である」 2時間を90秒に圧縮、イイ部分を繋ぎ合わせたりさらにより良く効果を加えているからこそ、90秒で感動を与えるからおもしろい。 その中でも万人に向けるようにおもしろい部分を組み合わせることが重要となっている。 アートディレクターに予告を頼むと何かを...
「予告編は広告ではなく作品である」 2時間を90秒に圧縮、イイ部分を繋ぎ合わせたりさらにより良く効果を加えているからこそ、90秒で感動を与えるからおもしろい。 その中でも万人に向けるようにおもしろい部分を組み合わせることが重要となっている。 アートディレクターに予告を頼むと何かを表現しようとしてしまうからこそ予告編を作る人は、クリエイティブな人には向かない。 予告編の仕組みについて知れる 映画が好きな人、そして予告編の裏側を知りたい時に読む一冊。
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「つまらない映画を面白い映画に変える」力を持つ予告篇。一種の騙しであるが、その快感は格別なのだろう。 全体を通して、筆者の仕事への情熱が感じられて良い。 これからは予告篇を注意して観ようと思った。
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2011/05/12読了 予告に注目するのも面白いかもしれない。 しかし、それ専用の請け会社があったのは知らなかったな。 色々と参考になりました。 チェック ホワイトアウト フラッシュダンス フットルース ボディガード シティ・オブ・エンジェル アメリ ニューシネマパラダイス...
2011/05/12読了 予告に注目するのも面白いかもしれない。 しかし、それ専用の請け会社があったのは知らなかったな。 色々と参考になりました。 チェック ホワイトアウト フラッシュダンス フットルース ボディガード シティ・オブ・エンジェル アメリ ニューシネマパラダイス 恋する惑星
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【目次】 はじめに ?予告篇から映画がわかる 予告篇と映画ビジネス−−作品か広告か/「特報」と「スポット」/前売り券と予告篇の関係/「ブッキング」の重要性/初日はなかなか決まらない/初日で決まる上映期間/日米同時公開の秘密/予告篇に広告料はない/公開前だけのはかない命/宣伝の...
【目次】 はじめに ?予告篇から映画がわかる 予告篇と映画ビジネス−−作品か広告か/「特報」と「スポット」/前売り券と予告篇の関係/「ブッキング」の重要性/初日はなかなか決まらない/初日で決まる上映期間/日米同時公開の秘密/予告篇に広告料はない/公開前だけのはかない命/宣伝のコンセプト作りから関わる/邦画では助監督の練習台/映画会社の宣伝部が作っていた時代/フィルムを扱うのが原点 ?予告篇編集術 いい予告篇と悪い予告篇−−予告篇はなぜ面白い/いい予告篇とは/いい本篇からいい予告篇は作れるか 予告篇を生み出す創造力−−予告篇の仕事の流れ/映像編集マジックの秘密/ターゲットによって構成は変わる/作り手の個性と予告篇/音楽の使い方/経験することと本気で望むこと/見直されるアナログ的な表現/デジタルなら誰でもカッコがつく 思い出の予告篇−−「フラッシュダンス」/「ボディガード」/「シティ・オブ・エンジェル」/「美女と野獣」 予告篇の演出家たち−−白仁田康二(ガル・エンタープライズ)/「起承転転」,「起承承承」/小江英幸(ガル・エンタープライズ)/「名探偵コナン」の予告篇はオリジナル/板垣恵一(ガル・エンタープライズ)/現場の作る予告篇は面白くない/本篇を切っていると予告篇は作れない/ジブリ作品はエンドロールにクレジットが入る/昔の作品は今見るとつまらない/小松俊和(バカ・ザ・バッカ)/苦手なホラー映画を担当/暗い映画の明るい予告篇/「アメリ」/映画好きには向かない仕事/“クリエイター”に頼むとうまくいかない理由/相澤雅人(仕事主義)/自分が面白がれない,納得できないものはだめ/「地獄の黙示録」で作風が変わる/予告篇は本篇とは別の世界を提示できる/優れた予告篇には作った本人も引き込まれる/“予告篇界の井上ひさし”/“期待以上”を見せてくれる仲間たちの存在/映画が好き,だけではだめ ?予告篇制作と職人たち 予告篇はこうして作られる−−A海外のオリジナル予告篇を基本に制作する場合/B本篇を基本に最初から制作する場合/C本篇未完成のため,ほかの素材を使用して制作する場合/素材がビデオテープしかない場合 予告篇を支える職人たち−−タイトル制作・竹内秀樹(マリンポスト)/タイトル制作・山田正之(ワイズルーム)/撮影・津田輝王(ツドー工房)/選曲・岩波昌志(ディオス)/効果・柴崎憲治(アルカブース)/ミキサー・安藤邦男(アオイスタジオ)/ミキサー・室克己(アオイスタジオ)/ネガ編集・篠洋子 ?紙上予告篇 単館系とロードショー系 KT−−テーマは金大中拉致事件/やばい映画をいかにメジャーにするか/事件をまったく知らない人に「何?」と思わせる/三○年後の真実/観客が今何を求めているのか/広告という神の子 ニューヨークの恋人−−現代は「ケイト&レオポルド」/予告篇はベタベタなラブストーリー調 ?予告篇 制作会社を作る会社を立ち上げる/一○年目に社名を「バカ・ザ・バッカ」に/会社組織で働く意味/予告篇を流すカフェをオープン/未来の会社に投資求む/クリエイティブスペースを立ち上げる/映画の未来,予告篇の未来/誠実がキーワード
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映画の本篇の前に流れる予告篇の裏側を予告篇制作会社の人が紹介した本。予告篇の、一つの作品でもあると同時に広告でもあるという特殊性と、その制作に込められた感情的、かつ「経済的な」想いというものについて、筆者の経験をもとに紹介されている。筆者以外にも、タイトル制作から音響、ネガの編集...
映画の本篇の前に流れる予告篇の裏側を予告篇制作会社の人が紹介した本。予告篇の、一つの作品でもあると同時に広告でもあるという特殊性と、その制作に込められた感情的、かつ「経済的な」想いというものについて、筆者の経験をもとに紹介されている。筆者以外にも、タイトル制作から音響、ネガの編集に携わる人たちの書いた部分もあり、さらに終わりの方には、広告することとは、とか、会社で働くことの意味、なんかも載っていて、興味深い。アナログからデジタルの時代に変わる過渡期にあって、デジタルの方が便利なんだけれどもやっぱり昔ながらのやり方がしっくりくる、というようなことを複数の人が言っているというのも面白い。予告篇を見るのが前より一層楽しくなった1冊。(2008/01/03)
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予告編作成を職業にするというのは、映画「ホリディ」で知りました。 バカ・ザ・バッカの社長さん、池ノ辺直子さんは、 この人です。 http://www.schooling-pad.jp/mblog/archives/img/ikenobe.html ト、2008.5.2
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