ハピネス の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もしも完璧な自己啓発本──誰にでも、何にでも効果を発揮する自己啓発本──が書かれてしまったら? 皮肉屋のしがない編集者がぶつくさ言いながら仕事している場面から話は始まりますが、トゥパック・ソワレなる謎の人物によるうさんくささ満点の持ち込み原稿「わたしが山の上で学んだこと」を世に解き放ってしまったことで、世界は思いもかけない状況になっていく。 全体的にコメディで皮肉やジョークがちょっときついかな〜と思いながら読みましたが、話自体が面白かったです。 "それはほかでもない、幸福の追求さ。幸福自体ではなく、その追求こそ、すべての原動力となっていたんだよ"
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自己啓発ディストピアものコメディ。久しぶりにフィクション読んだので入りこむまで奇妙な感じがした。できはそれなり。長いライトノベル。 2000年ごろってのは自己啓発ブームでそういう時代だったというわけね。
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