もっと知ろう朝鮮 の商品レビュー
[ 内容 ] 日本と朝鮮は海をはさんだ隣どうし。 古代からの文化交流、近代日本の歴史が落とす深い影、統一への模索をはじめた南北朝鮮のありよう、そして六十数万人の在日朝鮮人の暮らしに目をむけ、21世紀をともに生きる道をさぐる必読の一冊。 [ 目次 ] プロローグ―朝鮮との出会い ...
[ 内容 ] 日本と朝鮮は海をはさんだ隣どうし。 古代からの文化交流、近代日本の歴史が落とす深い影、統一への模索をはじめた南北朝鮮のありよう、そして六十数万人の在日朝鮮人の暮らしに目をむけ、21世紀をともに生きる道をさぐる必読の一冊。 [ 目次 ] プロローグ―朝鮮との出会い 朝鮮と日本の交流史 近代の朝鮮と日本 解放後の南北朝鮮 在日朝鮮人 エピローグ―ともに生きるために [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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日本に遠慮してくれる必要は全くないけれど、かといって北朝鮮に気兼ねすることもなかろうという叙述・解釈が見受けられ、また自分の信念はこうである、として書くべき部分もあり、大人ではなくジュニア向けの本にはいかがなものかというものだった。意外にも読みやすく分かりやすくも書ける人なのに残...
日本に遠慮してくれる必要は全くないけれど、かといって北朝鮮に気兼ねすることもなかろうという叙述・解釈が見受けられ、また自分の信念はこうである、として書くべき部分もあり、大人ではなくジュニア向けの本にはいかがなものかというものだった。意外にも読みやすく分かりやすくも書ける人なのに残念です。日本にいる子供向けの朝鮮の通史は難しいとは思うが。それよりジュニア新書発足の辞(1979年)が巻末に掲載されていて「例えば現在の学校で生じているささいな「学力」の差、あるいは家庭環境などによる条件の違いにとらわれて、自分の将来を見限ったりはしないでほしいと思います。個々人の能力とか才能は、いつどこで開花するか計り知れないものがありますし、努力と鍛錬の積み重ねのうえにこそ切り開かれるものですから、簡単に可能性を放棄したり、容易に「現実」と妥協したりすることのないようにと願っています。」と、わざわざ予めネガティブなジュニア像を想定して語りかける、というのはどういう発刊のコンセプトがあったのか超気になる。
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