僕は日本茶のソムリエ の商品レビュー
日本茶ってこんなに奥が深いものだったのか、と驚く。ページをめくるたびにたくさんの発見があった。関東と関西では好まれるお茶の種類が違うことや、同じ緑茶のように見えてもさまざまな製法があることなど……日本人なのに、日本のお茶のことを何も知らないで生きてきたんだなぁとびっくりしてしまっ...
日本茶ってこんなに奥が深いものだったのか、と驚く。ページをめくるたびにたくさんの発見があった。関東と関西では好まれるお茶の種類が違うことや、同じ緑茶のように見えてもさまざまな製法があることなど……日本人なのに、日本のお茶のことを何も知らないで生きてきたんだなぁとびっくりしてしまった。 冒頭で出てくる「ある疑問」のヒントや答えが、お茶に関する知識に関する内容の本文を読み進めていくうちにちらちら見えてくるようになる。そして最後の最後にその疑問の答えが出てくる。ひとつの読み物としても楽しめる、面白い構成の本だったと思う。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA59417287
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赤羽のお茶屋さん「思月園」の高宇さんの本。 日本茶インストラクター一期生でもある高宇さんの お茶に対する真摯な姿勢、あくなき探究心が読み取れる1冊。 実際に赤羽のお店に行くと、対面でしっかりとお茶についてのあれやこれやを教えてくれます。 お茶好きな方は、ぜひ。
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普段、私が最もよく口にする飲み物が緑茶である。 ただ産地などにあまりこだわりはない。 「今日のお茶は美味しい。」とか 「今回買ってきたお茶ははずれだ。」位の感覚はあるけれど。 しかし「お茶のソムリエ資格の親」ともいえる 著者高宇さんの文を読むと、 お茶の味が変わってくるような気...
普段、私が最もよく口にする飲み物が緑茶である。 ただ産地などにあまりこだわりはない。 「今日のお茶は美味しい。」とか 「今回買ってきたお茶ははずれだ。」位の感覚はあるけれど。 しかし「お茶のソムリエ資格の親」ともいえる 著者高宇さんの文を読むと、 お茶の味が変わってくるような気がする。 たった一杯のお茶でも、 それが私の手元の湯呑みに注がれるまでには、 「長い旅」をしてきているんだなぁと実感する。 そしてお茶とそれに親しんできた人々が 紡いで来た文化や歴史にも驚かされる。 最近、静岡茶の放射能汚染問題が話題になったが、 高宇さんのようにプロ意識の高いお茶屋さんが、 これからも「まっとうな」商売が営めて、 真剣に栽培に取り組んでいるお茶農家さんを落胆させない、 そして私達が無邪気に「新茶」を喜べる社会に、 一日も早くなってほしいと願う。
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