砂漠が誘う の商品レビュー
2002年4月連載の《私の履歴書》に加筆修正されたもの。(2005年に87歳で逝去、現在はご子息が「幸兵衛窯」として継承されているよう) 28歳の時に広島で被曝し、白血病を発症。10年の闘病生活を経て、1961年、44歳でフィンランド工芸美術学校へ留学。轆轤が左回転で日本のものと...
2002年4月連載の《私の履歴書》に加筆修正されたもの。(2005年に87歳で逝去、現在はご子息が「幸兵衛窯」として継承されているよう) 28歳の時に広島で被曝し、白血病を発症。10年の闘病生活を経て、1961年、44歳でフィンランド工芸美術学校へ留学。轆轤が左回転で日本のものと逆……えーー!轆轤の回転方向って……(汗) 更に、え?窯の構造?還元焔焼成って??とかなり異次元ワールドで楽しかった。しかしイラン革命のせいでイラン国立考古博物館での個展がポシャった後、トプカプ宮殿での個展とは…。尚、後半1/4は「ペルシャ陶芸小史」として読み応えのある文章になっている。
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「まぼろしの名陶」ペルシャのラスター彩陶器復元に半生を賭け、世界でただひとりこの技法に成功した陶芸家・加藤卓男の自伝です。砂漠で織部焼きの源流を発見するなど東西の意外な出会いを綴ります。カラー図版45点を収録しています。
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