私はチェコびいき の商品レビュー
この本は実際に現地に長い期間滞在していた著者だからこそ知る「リアルなプラハ」を知ることができます。 単に「プラハはきれい!」とか「こんな名物があります!」というだけではなく、その背後に流れている歴史と文化、人々のリアルな生活に眼差しを向けていく姿勢。これがこの本の素晴らしい所で...
この本は実際に現地に長い期間滞在していた著者だからこそ知る「リアルなプラハ」を知ることができます。 単に「プラハはきれい!」とか「こんな名物があります!」というだけではなく、その背後に流れている歴史と文化、人々のリアルな生活に眼差しを向けていく姿勢。これがこの本の素晴らしい所です。ぜひぜひおすすめしたい1冊です!
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「大鷹正チェコ大使の奥様で、チェコの本を沢山書かれた方」とFacebookで紹介されていたので。でも、古い本だったのでメルカリで購入。 長い伝統を持つ日本研究の章では、福井県立大学のカレル・フィアラ教授の話が出てきて、なんとなくうれしくなります。オペラの話では、最近の現代風の新演...
「大鷹正チェコ大使の奥様で、チェコの本を沢山書かれた方」とFacebookで紹介されていたので。でも、古い本だったのでメルカリで購入。 長い伝統を持つ日本研究の章では、福井県立大学のカレル・フィアラ教授の話が出てきて、なんとなくうれしくなります。オペラの話では、最近の現代風の新演出をチクリ。同じ気持ちでいたので「そう!そう!」と同感です。などなど、チェコやプラハにまつわるエッセイ風の作風で楽しめます。しかし、読むより行ってみないと!
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9月1日読了。外交官夫人としてチェコに住んだ著者が、共産主義時代から近代に移り変わるチェコをひいきした思い出を語る書。著者が接触したチェコ人はチェコの中でも特権階級に属する人々だったのだろうが、その誇り高い姿・素朴な生活に魅せられたのか、徹頭徹尾「古き良きチェコ」寄りの視点に貫か...
9月1日読了。外交官夫人としてチェコに住んだ著者が、共産主義時代から近代に移り変わるチェコをひいきした思い出を語る書。著者が接触したチェコ人はチェコの中でも特権階級に属する人々だったのだろうが、その誇り高い姿・素朴な生活に魅せられたのか、徹頭徹尾「古き良きチェコ」寄りの視点に貫かれた書。その分著者の思い入れはたっぷりで、そこそこ楽しむことはできた。変わり行くチェコの現代の姿に著者の思い入れが追いついていないようでもあり、それはそれでチェコに関わる人のリアルな姿なのかもしれない。ただし、「大人のための旅案内」には役に立たない。
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