第四の扉 の商品レビュー
ネタバレ ホラー要素のあるミステリーとして読んでいくと、 なんと読者に犯人は誰かと問うのではなく、 犯罪学者のなんちゃら博士にオチを考えてもらうという斜め上のミステリー。 いつもこんな感じの作者なのかな。
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センセーの一押しだったので、手に取った。初めのうちは、何だこりゃ、てな感じだったけど、途中からなるほど、センセーご推薦だけのことはあると納得。最後に進むにつれ、爆笑の連発。「火刑法廷」が好きだったのね。私も好きだから、「第四の扉」も好きよ。
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エリザベスが超美人で、ってとこから始まったから、てっきりヘンリーとジョンで彼女をめぐって争いが起きるのかと思ってしまったけど別になんでもなかった、エリザベスいなくてもよくない…?最後のほうで、いきなりこれは実は‥みたいな、物語に入り込んでたのに、へ?なんだこれ?みたいな章が出てきて、調子狂った。最後のほうが、まさかこんな展開〜。そこがウケるウケない分かれそう。
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最後は確かにどんでん返しだけど,必然かと言われるとそうでもない気がする.というか,その割にはやけに描写が細かいですね,とツッコみたい.
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内容が濃いのに良い意味でコンパクトにまとまっている。 推理しても推理しても覆される感じが良い。 途中、ちょっと無理やりな感じもしたが、最後のオチには震えた! 無理やりに感じた進行も納得できる終わり方だ。
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謎につづく謎。 どんどん人が死んでいきます。びっくり。 そしてしっかりした解決、 のちに驚愕の事実、 さらにそれを破り捨ててもっと驚愕の事実。 面白かったです。 2003本格ミステリベスト10
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文句なし! とは言わない。 矛盾点とかそんなんじゃなく、世界が作中作に変わったせいで頭の対応が遅れた。 しかし、伏線はるのが上手い。雪の中に足跡を残さないことができた人物の説明がうまくて、犯人から目をそむけることに成功している。 ポール・アルテ先生のパターン通り、犯人は○○なのは覚悟してたが、無理だった。
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期待していたのにサプライズもなく捻りもないじゃないか、と種明かしを読んでいたのに。そこから最後20ページで何度にもわたる小出しどんでん返し?を楽しめた。こういう構成もミステリアスな終わり方も嫌いじゃない。
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「フランスのディスクン・カー」と称されるポール・アルテの日本翻訳第1作。 不思議な構成で、主役のはずのツイスト博士(フェル博士のオマージュなんだそうだ)は、最後のほうにしか出てきません。 作中作みたいになっていて、凝り性なのね、というのがよくわかる。 内容そのものは、懐かしの密...
「フランスのディスクン・カー」と称されるポール・アルテの日本翻訳第1作。 不思議な構成で、主役のはずのツイスト博士(フェル博士のオマージュなんだそうだ)は、最後のほうにしか出てきません。 作中作みたいになっていて、凝り性なのね、というのがよくわかる。 内容そのものは、懐かしの密室殺人モノとフーディニが堂々登場するマジックやらなにやらがてんこもりになっていて、こういうタイプが好きな人にはにこにこしながら楽しめます。 私も楽しみました。「大傑作、ぜひお勧め」ではありませんが。
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ツイスト博士シリーズ 夫人が自殺したダーンリー家。その家に下宿する人々が体験する心霊体験。新しい下宿人・ラティマー夫妻。隣人の作家アーサー・ホワイトの交通事故。死んだ夫人。ラティマー夫妻の交霊会で現れたホワイト夫人の霊。死体を運ぶ人間を目撃したアーサーの襲撃事件。消えたアーサー...
ツイスト博士シリーズ 夫人が自殺したダーンリー家。その家に下宿する人々が体験する心霊体験。新しい下宿人・ラティマー夫妻。隣人の作家アーサー・ホワイトの交通事故。死んだ夫人。ラティマー夫妻の交霊会で現れたホワイト夫人の霊。死体を運ぶ人間を目撃したアーサーの襲撃事件。消えたアーサーの息子ヘンリー。同じ時間に2か所で目撃されたヘンリー。ヘンリーの失踪から3年。新たな交霊会で現れたヘンリーそっくりの死体。閉ざされた部屋から突然現れた遺体。ヘンリーの帰還。ヘンリーの友人ボブ・ファーの死。アーサーの射殺事件。犯行時刻にヘンリーのアリバイ。消えたラティマー夫妻。ソファーの間から現れた死体。 小説家の小説から事件の結末を推理するツイスト博士。 船橋図書館 2009年10月28日購入 2010年10月30日読了
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