みちのくよばい物語 の商品レビュー
2018.3.11 18 面白かった。知らない世界だった。下ネタは古今東西を問わず普遍的なものだと思った。 国分謙吉氏のも面白かった。獣姦や夜這、不倫、フリーな交流など、中々触れにくい話題でもあるが、かつて源氏物語などにも書かれたように、文化として存在していたということを改めて知...
2018.3.11 18 面白かった。知らない世界だった。下ネタは古今東西を問わず普遍的なものだと思った。 国分謙吉氏のも面白かった。獣姦や夜這、不倫、フリーな交流など、中々触れにくい話題でもあるが、かつて源氏物語などにも書かれたように、文化として存在していたということを改めて知ることができた。昔の人は流れ星を見て、星も夜這いに行くのだと思ったらしい。すべての話題の面白さは、大体において不成功の過程にある。至言である。親交交
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 夜這は強姦だったとは、ある女性フェミニストの台詞である。 混浴がなくなったように、夜這いもほぼ完全に消滅した。 非衛生的だった前近代、電灯がなかったので、夜になれば真っ暗だった。 そして、田舎の家は隙間だらけで、どこからでも入れた。 庶民が金目のモノなど持っていなかった時代の話である。 1975年に自費出版された本書は、古老たちからの聞き書きである。 [ 目次 ] 夜這風呂 ごじょう(はらわた)が出た娘 私生児の名は、ミナ子 娘が女になる時 モンパと赤い腰巻 巡査の夜這 「よばい」という言葉 腰巻信号 家の構造と照明 性教育は親がする〔ほか〕 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
Posted by
- 1