農夫ジャイルズの冒険(トールキン小品集) の商品レビュー
三つの短いお話「農夫ジャイルズの冒険」「星をのんだかじ屋」「二グルの木の葉」と、詩集「トム・ボンバディルの冒険」からなる、文字通りトールキンの小品集。買ってずいぶん長いことほったらかしにしてましたが、ちょっと気分を変えよいと思って読んでみたら、思いのほか面白く、トールキンの豊饒な...
三つの短いお話「農夫ジャイルズの冒険」「星をのんだかじ屋」「二グルの木の葉」と、詩集「トム・ボンバディルの冒険」からなる、文字通りトールキンの小品集。買ってずいぶん長いことほったらかしにしてましたが、ちょっと気分を変えよいと思って読んでみたら、思いのほか面白く、トールキンの豊饒な想像力に久しぶりに触れることができて、大変満足しました。 「ジャイルズ」は「ホビットの冒険」とは一味違ったユーモアあふれる竜退治の物語。「星をのんだかじ屋」は、「指輪物語」やそれ以前の時代の中つ国の物語にも通じる、トールキンらしい懐かしさと詩情にあふれた妖精譚。「二グルの木の葉」は、タイトルだけだと「中つ国にある木の葉っぱ」のことだと思ってたんですが、違ってました。芸術と死について語られた詩のようなお話でした。 そして、「トム・ボンバディルの冒険」ですが、「指輪物語」に登場する詩・歌謡三つを含む長短16篇の物語詩を集めたアンソロジー。ホビット庄や裂け谷に思いを馳せながら読まれるのがよいのではないでしょうか。 最後にお断りしておくと、私が読んだのは旧版の『トールキン小品集』です。トールキンファンとして読んでおいて損はない一冊と感じました。
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「農夫ジャイルズの冒険」「星をのんだ かじや」「ニグルの木の葉」、そして『指輪物語』関連の詩(トム・ボンバルディル)のトールキン短編集。 『指輪物語』は中学生の時に読んだけども、短編集は読んでいなかった。 たけど、トールキンのすごさがじわじわくる。 この感動は『指輪物語』以上か...
「農夫ジャイルズの冒険」「星をのんだ かじや」「ニグルの木の葉」、そして『指輪物語』関連の詩(トム・ボンバルディル)のトールキン短編集。 『指輪物語』は中学生の時に読んだけども、短編集は読んでいなかった。 たけど、トールキンのすごさがじわじわくる。 この感動は『指輪物語』以上かもしれない。
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中にある『ニグルの木の葉』という話がお気に入りだった(ほかはあまり覚えてないし読むときはこれしかw) 昔読んだときちょうど見に行った画家さんの絵がイメージひったりでなぜか絵の情景がありありと想像できた いつか描いてみたい
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トールキンの本は全部読んだかな~と思ってたので こんな短編集があってビックリ! 4つお話が入ってて、 「ほしをのんだかじや」がおもしろかったかなー ファンタジーってそういうものだけど、 世界観とか(文化とか地理とか歴史とか)作り上げるのってちょうすごい! 創造力あるひとは楽し...
トールキンの本は全部読んだかな~と思ってたので こんな短編集があってビックリ! 4つお話が入ってて、 「ほしをのんだかじや」がおもしろかったかなー ファンタジーってそういうものだけど、 世界観とか(文化とか地理とか歴史とか)作り上げるのってちょうすごい! 創造力あるひとは楽しいだろうな~!
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ブログにレビューを書きました。 http://yo-shi.cocolog-nifty.com/honyomi/2004/06/post_9ddd.html
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『星をのんだかじや』や『農夫ジャイルズの物語』など短編が詰め込まれた一冊。指輪物語にも出てくるトム・ボンバディルが登場するお話もある。農夫ジャイルズ〜は一連のトールキン作品の愉快なことろを凝縮したような作品で、こんな作品もあるんだぁと楽しくなった。一方、画家の話は死んだ後の救いを...
『星をのんだかじや』や『農夫ジャイルズの物語』など短編が詰め込まれた一冊。指輪物語にも出てくるトム・ボンバディルが登場するお話もある。農夫ジャイルズ〜は一連のトールキン作品の愉快なことろを凝縮したような作品で、こんな作品もあるんだぁと楽しくなった。一方、画家の話は死んだ後の救いを描く哲学・宗教の色合いが濃い作品。
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