喋らなければ負けだよ の商品レビュー
喋ることには力があり、それがいかに人間関係に重要であるのかを著者の経験を元に書かれている。喋り方でどのように人間関係をよくしたのか、喋りの魅力を感じることができる。様々な実践が載っているので、読む人それぞれの状況に応じて参考になる。 喋り方を変えることで得られるメリットが分か...
喋ることには力があり、それがいかに人間関係に重要であるのかを著者の経験を元に書かれている。喋り方でどのように人間関係をよくしたのか、喋りの魅力を感じることができる。様々な実践が載っているので、読む人それぞれの状況に応じて参考になる。 喋り方を変えることで得られるメリットが分かりやすく書かれているので、喋りって面白いんだな、明日からこの喋り方真似してみてみようとなってしまう。そうなったら著者の意図する喋りの持つ力に読者は気がつくことができ、喋らなければとなるのだと思う。そういった喋りとは何かを著者は丁寧に教えてくれている。 私はこの本から喋り方で、自分の方から情けない部分や失敗を先出しすることが重要だということを教えてもらった。そのように自分から何かを差し出すからこそ、お返しをしてやらなくてはと相手が話で心を開いてくれる。これを意識して初対面の人と話してみると、お互いの失敗したことや情けないところを共有でき、見た目で分からないところが見えてきた。相手ファーストを考える喋り方の一歩目になったと思う。他にも相手ファーストになる喋り方が載っているので使っていこうと思う。喋りが持っている力を再確認することができた。 本書には他にも様々な喋りの実践が載っている。うまく喋れてないな、うまく自己表現をできていないなと思う人にこそ、改善できるヒントが本書には載っているので、ぜひ読んで、喋りの持つ力を再確認してもらいたい。
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いわゆる「会話本」だが、長いことプロレスの実況中継で発揮される話術で人気を博した古舘伊知郎の、言葉の宇宙のエッセンスともいうべきものが詰まっている。喋り方だけでなく、相手の心情の読み方を探るテクニックなども載っており、日常生活で応用できそうな部分も多々ある。
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会話が苦手な人のための会話テクニック本。番組収録という状況下にいる古舘さんだからこそ使えるものもたくさんありましたが、このような小手先だけに対象を絞った会話本は新鮮でした。
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ちょっと例えが古い?(バブルっぽい)かと思ったら、1990年発行の改訂版ということで納得。著名な有名人だから許されている、という例がたくさんあると思います。これを一般人が真似したところでそうそう上手くいくとは…(下手したら痛い人扱いどころか失職も招きそう)でも流石文章は面白いです...
ちょっと例えが古い?(バブルっぽい)かと思ったら、1990年発行の改訂版ということで納得。著名な有名人だから許されている、という例がたくさんあると思います。これを一般人が真似したところでそうそう上手くいくとは…(下手したら痛い人扱いどころか失職も招きそう)でも流石文章は面白いです。自己啓発本と言うよりも、体験談を豊富に含んだ「話」のエッセイで捉えるといいかも、と思います。
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●「テクニックに走らず心で話しなさい」 なんて問題外の嘘八百。 フリーアナウンサー古舘伊知郎さんの話し方の本です。 テクニックを使用するうえでの 「心」の問題に関してはあくまでも あなた自身の問題と触れずに進めているだけあって 軽快な古舘節が楽しめ面白いです。 古舘伊知郎...
●「テクニックに走らず心で話しなさい」 なんて問題外の嘘八百。 フリーアナウンサー古舘伊知郎さんの話し方の本です。 テクニックを使用するうえでの 「心」の問題に関してはあくまでも あなた自身の問題と触れずに進めているだけあって 軽快な古舘節が楽しめ面白いです。 古舘伊知郎といえば、よくしゃべる 毒舌そんなイメージがありましたが ○久米宏さんの大々的な予告を兼ねた捨てゼリフ ○徳光和夫さんの 人柄のにじませ方がうまい捨てゼリフ ○田中角栄の多人数の前であっても 一対一の図式を利用する話方 ・・・などなど 実に相手の話方をよく見てその力を利用して返す 「柔よく剛を制す」を取り入れた話し方なんだなと思いました。 そして最後には 「心」はどうでもいいといっていたのに 話すことが苦手な人の背中をそっと押す終わり方が粋です。 毒舌ばかりと思っていたらホロっとなる。 まさにそれが 作戦なのかもしれませんが...
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なかなか面白かった。 言葉尻に「いい意味で」と、なんでもかんでも付けて会話していたエピソードには笑った。
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★文字は難しい★プロレス中継をしていたときの著者は素晴らしかった。「いい意味で」「ちょっと違うかもしれないけれど」などちょっとした前置きを加えることで、インタビュー相手にすっと入っていくノウハウを提示する。喋りの温度が文字だと伝わりにくく、プロレス中継ほどの自分の世界が見えない。
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